宇宙に詳しくない人でも楽しめる! 『宇宙博2014』の注目展示
詳しい人には注目度の高い展示のオンパレードだと思いますが、そんなに詳しくないという人でも楽しめる展示も多数。
まずはNASAの展示エリアから始まります。そこには本物のロケットのエンジンやさまざなパーツが並び、普段、間近で見る機会のないロケットのスケールの大きさにワクワク!
宇宙空間での活動についての展示では、今までの宇宙服が。マーキュリー計画のシルバーに輝く宇宙服やアポロ計画の宇宙服など、時代と技術の変化により、色も形も違っていて面白いです。
アポロ計画の宇宙服のヘルメットが「これで平気なの?」というくらいとってもシンプルで意外!
なかなか見ることの出来ない、宇宙服の断面がむきだしになった「カットモデル」も展示されています。
人類の歴史的第一歩を感じる月着陸のエリアでは、アポロの月着陸船の乗船室や、アポロ月面車のレプリカを展示。月面車をよく見ると、車輪はゴムのタイヤではなく網目状のワイヤーで作られた、少し変わった車輪ということに気付きます。
さらに、宇宙で実際に使用されたカメラが! アポロ12号が持ち帰った70mmフィルムには、その時撮影された“月面に立つ宇宙飛行士の姿”が写っているのがわかります。実物のフィルムをこの目で見ることができるなんて、すごく貴重。
そして、アポロ司令船のレプリカの上には、見上げるほど大きな広げられたパラシュート。このパラシュートはアポロ17号で着水時に使用された本物!オフィシャルサポーターを務める爆笑問題の田中さんも「ちょっと焦げていたりして、本物だということが伝わってきてすごい」と感動していたものです。アポロ関連は実際に使われていた展示物も多いので、「アポロ世代」は胸が高鳴るのではないでしょうか。