左から、ジュリアン、黒川拓哉、蘭寿とむ、ケント・モリ、パク・ジョンミン
元宝塚歌劇花組トップスター蘭寿とむの主演舞台『ifi』の製作発表が8月21日、都内で行われた。
韓国のスターSS501のメンバー パク・ジョンミン、世界で活躍するトップダンサー ケント・モリ、NYで活躍するミュージカル俳優ジュリアン、人気男性ボーカルグループLE VELVETSの黒川拓哉ら日米韓のダンサー、シンガーと、蘭寿が共演するダンス・ミュージカル。蘭寿は宝塚歌劇退団後初の主演舞台だ。男役からの“女優デビュー”に蘭寿は「つい足が開いちゃう。今日は頑張りました」と笑わせながらも「トップとしての重荷をおろしたところで、個人として自分を見つめなおすいい機会」と気を引き締める。「男役をはずしたところで、自分に何ができるか。意外にシンプルに自分の中から湧き上がったものをそのまま表現しています。多国籍軍ではないですが、みなさん個性的で、その中で伸び伸びとリラックスして稽古しています」と手応えを話した。
そんな蘭寿をパク・ジョンミンが「ぼくは宝塚時代を知らないので、会ったときから女優として見ていました。気配りの細やかな魅力的な女性です」とコメントすると、「今回デュエットさせていただくんですが、目を見つめて思いを伝えてくれるので、すごくうれしい」と蘭寿。「長身で甘いルックスなので、ドキドキします」と照れながら笑顔で答えていた。
公演は9月5日(金)から21日(日)まで東京・青山劇場、9月26日(金)から28日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。
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