3時間の決戦が終了、結果は果たして?
19時30分。開始から90分が経ったところで、「筆記テスト」の結果のコインが配られていく。鶴田さんは、30問中18問正解で360枚ゲット!
これでさらに勢いが増す、そう思った矢先、13連チャンしたところでストップ。この後、何度かチャンスはあったが、当たりが出ることはなかった。
3時間の長い戦いが終わると、別の会場で予選通過者の発表が行われた。1位から順に最終獲得メダル枚数と名前が呼ばれ、檀上でインタビュー。
予選通過者たちに共通していたのは、パチスロへの愛。パチスロが好きだという強い気持ちが、幸運を引き当てるのかもしれない。今回通過できなかったスロッターたちも、さっぱりとした笑顔で拍手で讃えていた。
鶴田さんはというと、最終的にメダルは、837枚、結果は80人中55位という結果になった。
感想を尋ねると、「僕はヒキが弱くて…。同じ台しか打てないと実力が出せないですね」とコメント。予選では同じ台しか打てないルールだったが、実は準決勝、決勝は、台移動が可能になるという。
予選を通過することができれば、鶴田さんのパチスロ経験も活きたのかもしれない。それでも鶴田さんは、「機会があれば来年もやりたいですね。おもしろかったです!」と満足そうだった。
大会はこの後、8月30日(土)に大阪予選、31日(日)に仙台予選が残っている。実は、これからでも、出場のチャンスが残されている。なんらかの事情で当日出場できなかった出場枠が、補欠抽選というカタチで解放されるのだ。
ちなみに今回密着した東京予選第2シードでは、15名が補欠抽選で参加している。腕に覚えのある方は参加してみてはいかがだろう。
また、抽選にはずれたとしても、会場には「観覧エリア」が設けられているので、予選の行方を最後まで見守ることもできる。観覧だけでも参加OKだから、まずは「日本回胴王決定戦」の会場に足を運んでみてほしい。
また今後の大会もニコニコ生放送で随時配信していくので、自宅からでも白熱の大会の模様を感じてみてはいかがだろうか。