市川猿之助
「市川猿之助奮闘連続公演」の製作発表が8月20日、都内で行われ、市川猿之助が公演に向けて意気込みを話した。
10月に新橋演舞場、11月に明治座で猿之助が2か月間連続公演を行うという試み。先代猿之助(猿翁)による「三代猿之助四十八撰」から『金幣猿島郡(きんのざいさるしまだいり)』(10月昼の部)、『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』(10月夜の部)、『四天王楓江戸粧(してんのうもみじのえどぐま)』(11月夜の部)などを上演する。
猿之助は「先代の猿之助がやっていたことを真似するのではなく、彼が何をしようとしていたのかを考えながら作品を洗いなおす。(旧名の)二代目亀治郎ではできませんでしたが、今は猿之助ですから自由に手を入れさせていただける。三代目猿之助の精神を二代目猿之助の肉体を使ったらどういうものになるか。先代の精神を受け継ぎながら、多分に四代目の色が出ることになると思います」と話した。
10月3日(金)から27日(月)まで東京・新橋演舞場、11月1日(土)から25日(火)まで東京・明治座にて。チケットの一般発売は10月公演が8月30日(土)午前10時、11月公演が9月7日(日)午前10時より。
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