作るときのポイントは?
今回、「ちいかわのコースター」を作って感じたポイントをご紹介します。
ポイント1:ちいかわ、ハチワレ、うさぎの3人を作るなら作る順番に注意!
前述のとおり、キャラクターによって作業時間が異なります。
これは難易度に大きな差があるわけではなく、刺繍を刺す目数の違いです。
ちいかわはお顔の輪郭とパーツのみですが、ハチワレはハチワレ模様、うさぎはお顔の中を、それぞれブルーとクリーム色で全て埋めるように刺繍をする必要があります。
そのため、慣れてきてからのチャレンジがおすすめです。
うさぎのお顔は耳と口の中をピンクで刺繍する必要があり、図案どおりにカウントをするのに時間がかかります。
そしてお顔の中の目数の多さといったら…!刺しても刺してもまだ半分までいかない…と心が折れそうになる時もありました。
筆者は1日で集中して作ったのではなく、何日かに分けて刺繍をしましたが、うさぎのお顔の中を全て刺繍するのに2時間×3日ほどかかりました。
3人を作るのであれば、ちいかわ→ハチワレ→うさぎの順番で作るのがおすすめです。
ポイント2:刺繍枠は用意しよう
ジャバクロスは糊がきいており硬い生地のため、刺繍枠を使って伸ばしたり支えたりしなくても刺繍ができます。
しかし、あるのとないのとでは作業のやりやすさに違いがありました!
お顔を刺繍した後フレームを刺繍していきますが、その際は布の端になるため、刺繍枠が使えませんでした。
その時、お顔を刺繍していた時よりも圧倒的に刺繍がしづらく感じたため、刺繍枠を用意することをおすすめします。
ポイント3:刺繍を刺す順番に注意!
今回筆者は、まずは黒い糸でお顔の輪郭とパーツを刺繍してから、ピンクの糸でほっぺたなど、ハチワレはブルーの糸でハチワレ模様、うさぎはクリーム色の糸でお顔全体を刺繍していきました。
この刺繍の仕方のほうが、すでに輪郭が縁取られているため作業の時短にはなりましたが、うさぎを作る際に裏面に刺した黒の糸先が表面に少し干渉してしまったようで、クリーム色の箇所に黒の糸が少し混ざってしまいました。
そのため、仕上がりの綺麗さを優先するのであれば、うさぎの場合はお顔の中を先に刺繍してから輪郭やお顔のパーツを刺繍するほうが良いかもしれません。
ポイント4:作業をするなら集中して!
筆者は、夜のゆっくりできる時間にテレビなどをつけながらのながら作業をしていたため、目数を誤ってやり直すこともしばしばありました。
ながら作業ではなく、集中して作業したほうが間違えることが少ないため、できれば集中して行うのがおすすめです。
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「ちいかわハンドメイドBOOK」から「ちいかわ・ハチワレ・うさぎのコースター」を作った模様をレポートしました。
今回は、ブックに掲載されていた見本より淡いカラーの刺繍糸を選び、ほんわかした雰囲気のコースターにしてみました!
自分で作ることで、好みの色や雰囲気に作ることができるのもうれしいポイントです。
クロスステッチは、時間はかかりますが、他の刺繍よりも簡単で出来栄えも綺麗なため、手芸初心者さんでもチャレンジしやすいハンドメイドです。
気になった方は、ぜひ「ちいかわハンドメイドBOOK」をゲットして挑戦してみてくださいね。



































