そして、「僕も前にホールツアーをしましたが、こんなに小さい会場だと近いじゃないですか。それで良かったこと、良いことは何ですか?」と、僕もその醍醐味を知っているよ!と言うかのように質問するD-LITE。
SOLはそれに対して「やっぱり近いから、ボクの感情とか気持ちが直接皆さんにも伝わるし、それが良いことです。ありがとう!」と感謝の気持ちをシャウト。
いまやワールドスターとなったBIGBANGとしてはもうありえない、いわゆる“小さい箱”で、ツアーをする理由とその思いをファンに告白した。
なお、この日の質問コーナーではそんなファンとの間の垣根を取っ払おうとするSOLが、ファンと一緒にダンスを踊り、寝るときのポーズなども暴露。「彼女に歌った曲を歌って欲しい」というリクエストには少し戸惑ったような表情を浮かべながらも、「歌ったことないんです。本当に。でもここにいるたくさんの女性のみなさんに、歌ってるじゃん! さっきピアノまで弾いたし!!」と返して、ファンとの甘いやりとりを楽しんだ。
そして迎えたコンサートの終盤。もうあまり曲が残っていないと煽りながら、『LET GO』『LOVE YOU TO DEATH』。アンコールはBIGBANGの楽曲『BAD BOY』『FANTASTIC BABY』 に加えて、1階、2階、全体からのそれぞれのリクエスト曲『RINGA LINGA』『BODY』『1AM』、そして「最後は僕が歌いたい曲を歌います」と言ってやっぱりこの曲、思い入れの深い『EYES, NOSE, LIPS』と、計6曲を歌う大サービス。
舞台からはけるときにも、最後までジャンプをして1秒でも長く舞台にいようとするSOLの姿が、ファンにライブが終わるさびしさとともに、幸せを残した次へと繋がる熱い夜のクロージングだった。