もっと注目したいお酢の力
いまやダイエット法としても定着しているお酢。内臓脂肪を減らしたり、基礎代謝を上げる作用があるので、日頃から積極的に取っている人もいるのでは?
正直、味は少し取っ付きにくいですが、使い道は極めて万能です。というのも、お米を炊くときに数滴垂らせばご飯が長持ち。辛すぎる大根おろしに垂らせば、辛味が抜ける効果があるんですよ。
では反対に間違った用途は、次のうちどれか知っていますか?
(1)玉ねぎの匂いがついたら酢で洗う。
(2)酢を塗った網で魚を焼くと網に焦げがつかない。
(3)乾燥物を戻すときは酢を入れる。
答えは1~2番が正しい用途で、3番が間違った用途です。
ちなみに乾燥物を戻すときは水を使いますが、そこに一摘みでも砂糖入れると水よりも短時間で柔らかくなるそう。調味料のなかでは使う頻度が少ないお酢ですが、その用途に目を向けるとまた違った見方ができそうですね。
疲れの原因はビタミン不足?
よく健康のことを考えて、「野菜中心の食事にするといい」と言います。厚生労働省が発表している健康日本21によれば、成人が1日に必要な野菜はおよそ350~400g。それは料理にすると約5皿分なのだそう。
とはいえ、ただ闇雲に野菜を取るのも大変です。必要な栄養を取ることは大切ですが、野菜それぞれの成分に目を向けることでより健康意識は高まるはず。
たとえば緑黄色野菜と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?人参、カボチャ、ピーマンなどがこれに当てはまりますが、一時ピーマンはハウス栽培の影響でビタミンAが減り、緑黄色野菜から外されてしまったそう。
ビタミンAといえば皮膚、免疫力、目の健康等に大きな影響を持っている栄養素です。不足すると口内炎、風邪にかかりやすいので、同症状に悩まされがちな男女は、これらの野菜をバランスよく取れるよう気をつけてみて。