10月23日(木)からいよいよ開催される第27回東京国際映画祭は、これまでの六本木をメイン会場に、新たに「TOHOシネマズ日本橋」「歌舞伎座」にもエリアと会場を拡大。

映画ファンを魅了するよりスケールの大きな充実したプログラムになっています。そこで映画祭では、宣伝広報(プレスサポート)とオフィシャルカメラマンの業務を手伝ってくれる人(インターン)を広く一般から大募集。

映画祭を発信する側から体験できて、映画をより身近に感じられるその仕事の内容を、今年の映画祭の見どころと一緒に紹介していきます。

今年の映画祭の見どころはディズニー・アニメ新作を世界最速上映!

映画祭で毎年大きな話題を集めるのがオープニングとクロージング作品ですが、今年は例年以上に盛り上がること必至です。何しろオープニングでは、日本文化から多くのインスピレーションを得たと言われるディズニー・アニメーションの最新作『ベイマックス』を“世界最速”ワールド・プレミア上映!

『ベイマックス』12月20日公開 ©2013 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
  
『寄生獣』11月29日公開 ©映画「寄生獣」製作委員会

クロージングでは累計発行部数1100万部を突破し、世界中に熱狂的なファンを持つ伝説の人気コミックを『永遠の0』の山崎貴監督が実写化した超話題作『寄生獣』を、こちらも“世界最速”ワールド・プレミア上映します。

 

新会場「歌舞伎座」では「歌舞伎座スペシャルナイト」を開催

さらに、新会場となる日本の伝統と発信地「歌舞伎座」では「歌舞伎座スペシャルナイト」と銘打ち、歌舞伎と縁のあるチャールズ・チャップリンの『街の灯』(31)を特別上映。上映前には歌舞伎俳優・市川染五郎が舞踏「石橋(しゃっきょう)を披露、上映後にはトークショーを行うスペシャルな夜を演出します。

『新世紀エヴァンゲリオン』庵野秀明の貴重なオタク!?映像も披露

そして、日本が誇るアニメーションにより注力する今回は『新世紀エヴァンゲリオン』などで知られるアニメ界の鬼才の特集上映「庵野秀明の世界」を映画祭の中核に据えて開催するのも大きなトピック。庵野監督が手がけたTVアニメ、劇場公開作品に加え、学生時代に自主制作した貴重な短編、CM、PVなど約50作品を一挙上映するので、これは見逃せません。

『紙の月』11月15日公開 ©2014「紙の月」製作委員会

もちろん、映画祭のメイン・プログラム「コンペティション部門」も宮沢りえさんが主演した『紙の月』(吉田大八監督)を始め、世界92ヶ国、1400本近い映画がワールドワイドな15作品が最高賞の「東京サクラグランプリ」をかけて熱いバトルを繰り広げます。

 

そんな映画祭の現場で働く宣伝広報、オフィシャルカメラマンとはどんな仕事なのか? そう思っている人も多いと思うので、ここではその仕事の概要を簡単に説明しましょう。