こういうイベントは先に出た方が楽しめるんですよ(笑)

蔡:ウチの方が先に出るとしたら、バッとやって遊んじゃおうかな(笑)。

サイトウ:出た(笑)。こういうイベントは先に出た方が楽しめるんですよ。さっさと終わらせて、他の人を観て楽しく過ごしたいっていう(笑)。

蔡:最後だとずっとそわそわしたりして。ライブハウスだとあえて対バンの音を聴かないようにできるけど、野外だから全部聴こえるから、“カッコいいな~、このあとにやるのか”とか思ったり(笑)。

サイトウ:“曲順変えようかな~”って思ったりしながら待つっていう(笑)。それも楽しいところなんですけどね。でも、ほんとに面白いメンツを集めたなって感じはしますよ。ウチは、天才バンド、ミツメも初めて対バンするんです。

蔡:ウチもそうですね。

サイトウ:個人的には、なじみのあるbonobosがいて、初めて対バンする人がいるっていうのは楽しみですね。あとバンド的には、我々YOUR SONG IS GOODにbonobosの元メンバーの松井泉がサポートでいるっていうのもポイントかなと(笑)。

蔡:例えるなら、別れた女と会うみたいな(笑)。

サイトウ:(笑)。ちゃんと一緒にやるのは初めてじゃないですか?

蔡:そうなんですよ。それも面白いなと。

サイトウ:皆さんにとってはどうかわかりませんが、この2バンドにとっては、なかなかなトピックスなんですけどね(笑)。

蔡:10年以上続けてきたバンド同士の物語がありますね。涙なしでは見られないです(笑)。

サイトウ:さりげなくそこも楽しみなんですよ(笑)。

――(笑)。では、当日のユアソン、bonobosは、どんなライブになりそうですか?

サイトウ:ここ最近の我々は持ち時間ノンストップで演奏するっていう、グッとダンスミュージックよりなライブになってるんですよ。ハウスがすごく好きになっちゃって、4つ打ちの中に初期の楽曲をレイヤーで重ねてくみたいなことをやってるんですけど、そうした最近の自分たちのスタイルを投下できる場所として、楽しみなイベントなんです。

あの会場、このメンツでどんな感じのハマり方するのかなって。それこそ5年前の「とぶ音楽祭」からはかなり違う感じになっているので、楽しみにしててほしいなと。ガツンと踊ってもらえたら。