ラセターから東京へのラブレーター『カーズ2』。ルイジは宮崎駿へのオマージュ

日本の建築における特徴は、排除していくデザイン。日本の文化の要は「モダンなものと伝統的なものが共存する」ことだと語ります。

ピクサーでもその姿勢が生きており、最新の技術を用いながらも伝統的なアニメーション手法を扱っています。

そんなラセターが東京へのラブレターとして制作したのが、『カーズ2』でマックイーンとメーターが東京を訪れるシーン。

『カーズ』のルイジは宮崎駿監督へのオマージュ。

『ルパン三世 カリオストロの城』に登場する車フィアット500です。

 

ラセターが愛する東京を再構築した『ベイマックス』の舞台サンフランソウキョウ

ラセターが愛する街サンフランシスコと東京。この2都市を融合させて創り上げたのが「サンフランソウキョウ」という架空の都市です。

この「サンフランソウキョウ」が舞台となるのがディズニー長編アニメーション最新作『ベイマックス』。

参考:【ディズニー】アナ雪の次『ベイマックス』は“日本愛あふれる”感涙のヒーロー映画! 見どころ徹底紹介

サンフランシスコと東京の名所、そして東京の雰囲気やデザイン、「モダンなものと伝統的なものが共存する」街を創り上げました。

 

現在のラセターを作ってくれた日本に対して深い感謝の念を述べ、講演は終わりました。

前日のレッドカーペットではベイマックスの青いアロハシャツを着ていたラセター、この日はビッグ・ヒーロー6が描かれた黄色いアロハシャツでした。

ディズニーアニメーションのトップが熱く、熱く日本と宮崎駿作品について語った素晴らしい講演となりました。

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