まさに今の時代を象徴している、あの"インクレディブル"な彼女
守られるだけではなく、自立し社会で大活躍しているヒロインは、ディズニープリンセスだけではありません。
2018年8月1日(水)公開のピクサー最新作『インクレディブル・ファミリー』の「イラスティガール」こと、伸縮自在のボディを誇る、優しくて強い一家のママ、ヘレンもまた、今の時代にマッチした最強ヒロインです。
現実がきちんと見えている、しっかり者のヘレン
スーパーヒーロー活動禁止のルールよりも人々を守ることを優先した一家は、街を破壊した事により、厳しい状況に立たされます。
ヘレンは夫婦でこれからを話し合う場面で、前作で慣れない仕事に疲弊していた夫のボブを想い、今度は自分が働きに出る、と提案。
「でも、家族を養うのは夫の役目だから」と反論しかけるボブに、「2人でこれからの事をどうにかするのよ」と迷いなく言い切ります。
前作より引き続き、ヒーロー復活の夢を捨てきれないボブ。
対してヘレンは活動禁止のルールを守り、普通の仕事に就いて家計を支える事を考え、ボブに比べて現実がしっかり見えています。
時代の変化への適応力は、やはり女性の方が優れているのかも、と思わせるシーンとなっています。
あるある! な夫婦のやり取りやセリフが満載!
ひょんなことからヒーロー復活をかけた、世界を守るミッションを担うことになったヘレンは、大活躍し世間の注目を浴びます。
留守を預かる夫のボブは、慣れない家事・育児に大苦戦。
いかにヘレンが普段、家中の事や3人の子供たちにきちんと目を配り、常にマルチタスクでオペレーションして、見事に家庭を仕切っていたかがわかります。
私たち誰もが家族の中で親や子、夫や妻、父や母などの立場にある今。
誰もが「あるある!」と共感してしまう、2018年の新たなヒロインが誕生した作品となっています。
2018年8月1日(水)日本公開
魅力を増すディズニーヒロインから、今後も目が離せない!
ディズニーアニメ、ピクサーだけにとどまらず、あの『スター・ウォーズ』シリーズでも、主人公のレイを始め、攻撃隊の最前線や副提督などの要職で、多くの女性キャラクターが活躍しています。
人種差別や性差別が世界的に話題になっている昨今。
だからこそディズニー全体で、様々な形で活躍し、強く自立した女性像を押し出している傾向にあるのかもしれません。
女の子だってライトセーバーを振り回していいし、男の子だってプリンセスが好きで良いんです。
ますます多様化し、活躍して行くディズニーヒロインたちから、今後も目が離せませんね!