2018年8月1日(水)に日本公開される、ピクサー最新作『インクレディブル・ファミリー』。
既に全米では2018年6月15日(金)に公開され、"全米歴代アニメーション史上No.1"の週末オープニングを記録する大ヒット!
爽快なアクションだけでなく、子育てや夫婦の「あるある」をたっぷり描いた本作は、子供だけでなく大人も楽しめる傑作。
この話題沸騰のピクサー最新作を、ひと足先に観た筆者が、“ネタバレなし”でレビュー。
愛すべきヒーロー家族の、心に響く物語
ピクサー長編20作目にして、大ヒット映画『Mr.インクレディブル』待望の続編。
ヒーロー活動禁止のルールより、厳しい状況に立たされているパー一家。
そんな折、一家にヒーロー復活を懸けたミッションが舞い込みます。
ヒーロー活動に未練を捨てきれないボブが喜ぶのもつかの間、ミッションを任されたのは妻のヘレンでした。
留守を預かるボブは、妻の活躍にやきもきしながら、慣れない家事・育児に悪戦苦闘。
一方、ミッション遂行中のヘレンにも、ある怪奇事件が襲い掛かり、全世界を揺るがす恐るべき陰謀に巻きこまれていきます。
果たして、「インクレディブル」な家族と、世界の運命はどうなってしまうのか…!
共感の嵐!な、心温まる家族のドラマもアリ、前作をはるかに凌ぐ超絶アクションもアリな、一家団結アドベンチャーは、必見です。
リアルすぎる家族の「あるある」に脱帽
つい、夫の態度にイラっとしてしまう妻や、不用意な発言で年頃の娘を怒らせてしまう父親。
頼りない父親に対し、「ママが帰ったら聞くよ」とあきれる息子、パワー爆発の赤ん坊…
誰もが家族の中で、親や子、夫や妻などの立場にあるが故に、誰が見ても「あるある!」と共感を覚えてしまいます。
ヒーローだって人間で、日常生活がある。
スーパーヒーローの力で何でも解決!と言うわけにも行かず、仕事をしなければ生活できないし、家事には手こずるし、育児で悩むんです。
細部にわたり丁寧に描かれた、家族の葛藤や成長、絆は、あらゆる世代の心を掴む事でしょう。