
料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回は、ちょっと変わったアスパラベーコンをご紹介します。
アスパラガスのいろんな食感が楽しめる
シャキッとみずみずしい食感で、シンプルに塩ゆでやソテーをするだけで美味しい旬のグリーンアスパラガス。
茎と穂先で、食感と味わいの違いが楽しめるのもうれしい野菜です。
今回つくるのは、定番の「アスパラベーコン」。ただし、長いです(笑)。
穂先のほぐれるような食感と茎のサクサク感、そして半分に春巻きの皮を巻くことでクリスピーさもプラスしてみました。
食べる部分によって、異なる食感が楽しめるひと品です。
長〜いアスパラベーコン
ベーコンの塩気だけでじゅうぶん美味しいので、調味はしません。こしょうでアクセントをつけました。
太さのあるアスパラガスでしたら、ベーコンが巻かれていない部分に軽く塩をしてもいいでしょう。
<材料(8本分)>
・グリーンアスパラガス…8本
・ベーコン(スライス)…8枚
・春巻きの皮…4枚
・油…大さじ1
・こしょう…適量
<つくり方>
1. アスパラガスは根元を1センチほどをカットし、ピーラーで根元から3cmくらいを目安に皮をむく。
2. 春巻きの皮は三角形になるように半分にカットする。
3. 春巻きの皮の中央にベーコンをのせ、こしょうを振る。
4. 皮の端にアスパラガスをおき、くるくると巻いていく。巻き終わりは皮の端に水をつけて留める。
5. フライパンに油をひき、4を並べて焼く。皮に焼き色がつき、アスパラガスがしんなりとしたらできあがり。
<ポイント>
春巻きの皮の巻き終わりには、小麦粉や片栗粉を水で溶いたのりを使わなくても、水でくっつければ大丈夫です。
お好みで、ベーコンの上にマヨネーズやケチャップを薄く塗ってから巻くか、焼いたあとにディップして食べるのもおすすめ。
以前ご紹介したオーロラソースもあいますよ。
ビールのおともに最高です。アスパラガスの美味しい季節に、ぜひつくってみてください。
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