新しいのに懐かしい、東京ディズニーランドからのラブレター
はじめて東京ディズニーランドに行った日を覚えていますか?
私は、覚えている限りで一番古い記憶が、「家族で東京ディズニーランドに行く日の朝」なんです。
たぶん3歳くらいの頃、支度で忙しそうにしている家族の横で、白いレースの靴下をひとりで履いている景色。
それに気づいた私の母が、「ひとりで履けてえらいね! 」と褒めてくれたのを鮮明に覚えています。
家が近かったこともあり、幼い頃はよく東京ディズニーランドに連れて行ってもらっていました。
パレードでプリンセスに手を振ったことも、風船を買ってもらったことも、「スペース・マウンテン」に泣きながら乗ったことも。
私にとって東京ディズニーランドは、家族の思い出がたくさん詰まった、宝箱のようなものです。
最近はパークに遊びに行ってもアトラクションにはほとんど乗らなくなってしまったので、「Celebrate! Tokyo Disneyland」を見て思い出したのは、その日一日の思い出ではなく、もう忘れかけていた、遠い昔の大切な思い出でした。
だからきっと、この「Celebrate! Tokyo Disneyland」というショーは、東京ディズニーランドを愛する人へ、東京ディズニーランドからのラブレターなんだと思います。
友達と来てたくさん笑った人、恋人と来て手を繋いで歩いた人、家族で来てはじめての経験をたくさんした人。
過去も、今日も、そして未来も、東京ディズニーランドには、そういう瞬間がたくさんあります。
東京ディズニーランドに一度でも来たことがあって、この場所を少しでも好きな人は「Celebrate! Tokyo Disneyland」を見れば、きっとわかるはずです。
これは、たくさんの思い出を生んで、これからも作り続けて行くこの場所からの、ラブレターなんだと。
ショーの終盤、ミッキーは「ここは、夢が溢れる最高に幸せなところさ! 」と言います。
本当に、その通りです。
こんな大切な気持ちを思い出させてくれる夜を、ミッキーの指揮の元過ごすことが最高に幸せです。
しばらく東京ディズニーランドに遊びに行けていない人にこそ見て欲しい、新しいのにとても懐かしい気持ちにさせてくれる「Celebrate! Tokyo Disneyland」。
35周年の記念すべき年に、ぜひ見に行ってくださいね!
公演場所:シンデレラ城(キャッスル・フォアコートおよびプラザ)
公演時間:約 20 分(1 日 1~2 回/夜)
出演キャラクター:ミッキーマウス