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昨年リリースした初アルバム『XOXO(Kiss&Hug)』が韓国音楽業界で12年ぶりにミリオンセラーを達成し、音楽賞を総なめにしたEXO。2013年の韓国音楽業界は“EXOイヤー”といっても過言ではなかったほどだ。この日のステージも、その勢いを感じさせるものだった。
韓国語と中国語を巧みにあやつりながら、流れるようにフォーメーションを変えるダンスに、会場は大熱狂、黄色い悲鳴を上げ続けた。メンバーは、パワフルでキレのあるダンスからセクシーなものまで、そして、会場が一体となって盛り上がる楽曲からしっとり聴かせるものまで緩急つけた多彩なステージを展開。さらに、ロックやバラード、ダンス他それぞれの特徴を生かしたソロ・ステージやお楽しみのサプライズ企画なども織り交ぜ客席を沸かせた。また、MCでも、「東京なら、東京タワーが一番だといいますが、東京の一番は皆さんです!」(レイ)などと話し、ファンを喜ばせていた。
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アンコール―ー。「We are one!」コールに導かれて登場メンバーは、全力でパフォーマンス。滴る汗をぬぐいながら東京公演を振り返った。チャンヨルは「名残惜しいですね。明日も明後日もコンサートをしている気がします。本当に楽しかった3日間でした。次回はもっと大きな会場でもっと多くの皆さんともっと楽しいコンサートがしたいです。そのときまで待っていてくれますよね? 愛してます!」と叫び、リップ音を響かせ、ニックネームの“ハッピーウィルス”に違わない飛び切りの笑顔。
そして、セフンは「いま、とても幸せです。今日は終わりではなくスタート。僕たちはこれからもたくさん日本に来るので待っていてください」と小指を立ててファンと約束を交わした。カイは「EXOはステージに立ってファンの皆さんと触れ合うのが一番幸せ。皆さんが楽しんでくださっている姿を見ているとどんなに大変なことがあっても元気が出ます」と話し、「できる限りはやくまた来ます。きょう感じた気持ちを忘れないで待っていてください」と呼びかけた。そしてタオは「EXOがデビューしてから3年くらいになります。いろんなことがありましたが、ここにいるファンの皆さんがずっと傍にいてくださってありがとうございます」としみじみ感謝を述べた。