「この人、変態なんだな」と思おう!
「うわー、これが悪名高い同僚いじめか。噂には聞いていたけどやっぱり陰湿だな~」と思うようなヒドイ仕打ちにあったら、とりあえず職場で悩むのはやめましょう。一生懸命悩んだり泣いたり悶えたりしている姿を披露すると、向こうがそそられてしまうからです。
セラピストの方から聞いた話によると、世の中には「怒鳴る趣味」「責める趣味」「いたぶる趣味」などのアブノーマルな行為にはまってしまう人間がいるそうです。一言で表すなら変態。そう、女性の同僚の中には、同性に攻撃を加え、弱ったり困ったりする姿を見ることが、趣味になってしまう変態がいると捉えてください。
本来、そうした性癖の人間の前からは即座に立ち去ることが望ましいのですが、勤務中に持ち場を離れることは難しいですよね。そこで、物理的には無理でも、心理的な距離を作り出す必要があります。
心の距離を作り出す呪文は、「この人、変態なんだな」です。嫌がらせをさせた時に心の中でこの一言を唱えると、状況をちょっと突き放してクールに見ることができます。くれぐれも声に出しては言わないでくださいね。相手を怒らせると厄介ですから。
徹底した「リアクション下手」を目指せ!
次に、変態を興奮させない方法を考えましょう。
加害者は、被害者がびくびく、おどおど、おろおろしていると気持ちが高ぶってきます。また、被害者になってしまう人の大半は、反応が素直すぎます。動揺したり落ち込んだりしている様子がモロ見え。加害者にサービスしているようなものです。
怯えた素振りは見せず、背筋をピンと伸ばして堂々としていた方がいいですね。ただ、「黙っていないで言い返せばいい」と考える人もいますが、筆者は変態に毅然として切り返すことをあまりオススメしません。向こうが逆ギレする危険もあるからです。
辛いかもしれませんが表情に出さず、罵詈雑言の数々にも反応を示さず、他人の悪意にいちいち乱されず。せっかくいじめてもはり合いのない人になってください。徹底した「リアクション下手」を目指しましょう。