自販機食堂に挑むときの注意点

自販機食堂、予想以上に楽しめて、予想を遥かに上回ってお腹いっぱいになれました。しかし、行ってみて初めてわかった注意点がいくつかあります。

1.メインで活躍できるのが100円玉
2.両替機は無い
3.店内にドリンク自販機は無い
4.車無しでのアクセスは非常に悪い

という点。自販機はすべて新札、新硬化には対応していません。さらに店内に両替機はありません。そのため、この施設と料理を思う存分楽しみたいなら、100円玉をたくさん用意しておきましょう。

またドリンク系自販機が無いので、お茶などが飲みたい場合は事前に用意しておく必要があります。ただし、自販機食堂のTwitterを覗くと、

 

 


瓶コーラ導入に意欲的なようです。これは応援したい!


そしてアクセスの問題ですが、群馬県の片田舎という立地であるため、都内などからですと非常に訪れ辛い場所にあります。これに関しては自販機食堂の公式Twitterで都内からのアクセス方法が解説されていたので、ご参考ください。

 

 


逆に安心していいのは、衛生面と賞味期限。自販機コーナーと言うと屋外のイメージがありますが、自販機が置いてあるのは室内で、店舗内はすごく清潔になっています。また、トイレもあり、洗面台でちゃんと手を洗うこともできますよ。

そして、話題となっているためもありますが、ほぼ毎日「売り切れ」→「補充」を繰り返しているようで、昔のフード自販機であるような賞味期限に怯えながら買うという心配も不要。逆に、「行ってみたら人気すぎて売り切れていた……」という事の方が心配かもしれません。

 

ハンバーガーとノスタルジックを噛みしめる

自販機フードと聞くと、ジャンクフードを更にジャンクにしたような……。というイメージがありました。しかし、自販機食堂のメニューにはジャンクさがありつつも、イザ包みを開けると作り手がひとつひとつ試行錯誤しながら、丁寧に作っている感が伝わってきます。すでに可動から何十年も経った「自動」な販売機から「手作り」感を味わえるとは、なんとも面白い感覚です。

願わくばこの貴重な体験を、末永く味わえることを祈ります。具体的には……、

どうか自販機が壊れませんように……。

ガジェット、PC、家電を中心にフリーライターとして活動中。ウレぴあ総研をはじめ、ハピママ*、ギズモード・ジャパン、コタク・ジャパンなどのWebメディア。雑誌・ムックなどの紙媒体などでも幅広く執筆。趣味は「農業」、ライター仲間からは「兼業ライター」と言われることも。