――じゃあ話題を変えて(笑)。原田さんが自撮りを始めたのはいつ頃からですか?
原田:小学3~4年生の頃からやってましたよ。当時はまだスマホがなくて、インスタントカメラのフィルムが2、3枚余ったときに自分を撮っていたんです。
――ああ! フィルムを使い切ってから現像に出しますもんね。たしかにちょっとだけ余ることってありましたね。
原田:当時は自撮りっていう言葉もなかった気がしますけど、思えばそれが最初でしたね。その後、中学生になったときに携帯電話を買ってもらって、写メで自撮りを始めました。当時はガラケーでしたね。
――ガラケーってことはインカメラはなかったですよね?
原田:そうですね。だから裏側の方を自分に向けて撮るので、アングルがわからないんです。仕方ないので、鏡を置いて合わせ鏡みたいにして撮っていました。
――そうまでして……。で、撮った写真の使い道は?
原田:ネクラだったので誰に見せるってわけでもなく、溜め込んでいただけでしたね……。
――そ、そうですか……。
原田:あ、でもたまに女の子の友だちと写メの見せ合いとかもしていたんですよ。見ている途中で自撮り写メが出てきて「あっ」って、ちょっと気まずくなるみたいな(笑)。
――たしかに、「えっ?」ってなるかも(笑)。
原田:その頃はまだ芸能界を目指していたわけじゃないので、単なるナルシストだったんだと思います(笑)。
関連記事