2. 調査会社を効果的に利用するのも手
一方で、LINEの内容が不貞行為を推認させるものではなかったり、写真の撮影場所がレストランなどのオープンスペースである場合には、不貞行為の存在を立証するため、より強力な証拠が必要となります。
効果的な方法としては、調査会社に妻の素行調査を依頼して、ホテルや相手の自宅に出入りする場面を撮影してもらうことが挙げられます。
調査費用をできるだけ抑えるためには、妻のスケジュールをあらかじめ把握したうえで、相手と面会する可能性が高い日時に絞って、調査を依頼するとよいでしょう。
(記事は2025年7月1日時点の情報に基づいています。質問は実際の相談内容をもとに再構成しています)
理崎智英(弁護士)
一橋大学法学部卒。東京弁護士会所属。登録番号43200。離婚・男女問題に力を入れている。豊富な解決実績・メディア出演多数。培ってきた経験やノウハウを活かし、一人ひとりに合わせたオーダーメイド型の解決策を提示している。趣味は、テニス、ビリヤード、生け花。
【記事協力:離婚のカタチ】
「踏み出す一歩 未来の選択」をコンセプトに、朝日新聞社が運営する離婚の悩みに寄り添うポータルサイト。離婚を検討する人にとって役立つ情報をお届けするほか、お住まい近くの離婚に詳しい弁護士を探す機能がある。
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