クリスマスはもうすぐそこ! サンタクロースの皆さん、子どものプレゼントはもう用意しましたか?
教育評論家の"尾木ママ"こと尾木直樹先生によると、「あまりにも教育的に考え過ぎたりするのは良くないかもしれませんね。」とのこと。
尾木ママのおうちでは、娘さんが小さい頃、「サンタさんにお願いしようね」と手紙を書かせるようにしていたのだそう。子どもの意思を反映しつつ、喜んでくれるようなプレゼントを選んであげたいですね。
親としておもちゃ選びで気にしておきたいのは、世の中のトレンド。「友だちが持っているおもちゃの方がいい!」などと後で言われてもたまらないので、今年の売れ筋になりそうな物はチェクしておきましょう。
玩具メーカーが約1万点もの今年のクリスマス商戦向けの商品を展示した『クリスマスおもちゃ見本市2014』。そこでおもちゃ選定のプロである流通業者が選んだ人気投票ランキングの中から、尾木ママ、ママモデルの日菜あこさん、古賀アナウンサーが、おすすめポイントを紹介してくれました。早速見てみましょう!
(TOKYO FM「尾木ママのマンマ・ミーア!」12/5・12/12OAより)
ボードゲームは社会性のトレーニングにも役立つ!? 【ゲーム・パズル部門】
1位は2014年社会現象ともなった「妖怪ウォッチ」の子ども向け麻雀風ゲーム『ドンジャラ』。同じく今年の流行語「アナ雪」のボードゲームもランクイン。
また、そのアイデアに注目が集まった「ドキドキクラッシュ人体模型」が堂々の2位に。
第1位 「ドンジャラ妖怪ウォッチ」
第2位 「恐怖!ドキドキクラッシュ人体模型」
第3位 「アナと雪の女王すごろく」
尾木ママ “「すごろく」もそうなんですけど、「ドンジャラ」のようなゲームはひとりじゃ遊べないからコミュニケーション力を養っていけるんです。ひとりで遊べるゲームが主流だった時期もありますけど、最近は流れが変わってきていますね。
いわゆるボードゲームの人気が復活してきているんですが、これは震災以降、家族を大事にしようとか「絆」がキーワードになったりとか、そういう意識が強くなっていたところに、電気を使わずに遊べるというところもうけて、見直されてきたんです”
尾木ママ “ボードゲームってみんなでルールを守らないといけないでしょ? 実はそういう遊びの中でルールを守る、順番を守るといった社会性がトレーニングされるの。それにトランプとかもそうだけど、相手の表情やちょっとしたしぐさを読み取らないといけないから、洞察力が身につくの。そこがいいんですよ。そしてこれがある意味、知育にもつながっていくんです”
古賀アナ “確かにそうですねえ。コミュニケーションがとれる、みんなで集まって遊べるということがプレゼント選びのときにキーワードになるかもしれないですね”
尾木ママ “2位の「恐怖!ドキドキクラッシュ人体模型」なんですけど、これは上手く作られているなぁと思いますね。子どもたちには絶対にうけると思う。だってすごい楽しそうなんだもん(笑)”
人体模型という恐さもありつつ、でも全体的には可愛くデザインされていて、ドキドキハラハラというゲーム要素もしっかりあるの”
古賀アナ “知育というか、身体の構造もしっかり勉強できますよね”
尾木ママ “そうなのよね。心臓のところに肝臓を入れたらダメでしょ(笑)。でもいかにも知育ってわけではなくて、遊びの中で自然と人体の仕組みなどを学ぶことができるし、すごく良く出来てると思うわ”