(左から)前田旺志郎、マギー、濱田龍臣

演技未経験の14歳の少年が主演を務めた『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』の公開記念イベントが12月15日に都内で行われた。現在14歳の俳優・濱田龍臣と兄弟漫才コンビ・まえだまえだの弟・前田旺志郎が出席し、大人っぽいコーディネートで“同世代おしゃれ対決”。「普段かぶらない帽子をかぶってみました」(濱田)、「僕は綾野剛さん的なファッションにしてみた」(前田)とアピールした。

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映画は、『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督の最新作。リオデジャネイロの郊外でゴミを拾って暮す3人の少年が、ゴミ山から全世界を震撼させる秘密が隠されたサイフを拾ったことで、追われる身となり、必死に逃走を続けながら自らの正義を信じて、真相に迫ろうとする。

自身の大人っぽい面を聞かれると「身長が173センチになりました」(濱田)、「水風呂とサウナを何往復もしています。大人でしょ?」(前田)。以前、ドラマで共演した経験をもち、「前田くんの方から、よく話しかけてくれた」(濱田)、「ガツガツいくタイプなので」(前田)と思い出を語った。

イベントにはふたりの“大人っぷり”を審査するため、タレントのマギーも駆けつけ、「ふたりとも私がイメージしていたより大人びている。いつの間にか、大きくなったんですね」と感心しきり。自身が14歳の頃は、部活のバスケットボールに打ち込んでいたといい「男勝りで負けず嫌いな性格。好きな男子はいましたよ。野球部のピッチャーで、笑顔がかわいい人だった」と照れくさそうに振り返った。

『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』
2015年1月9日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー

取材・文・写真:内田 涼