4、非モテ系SNSを見る

「自分と同じような寂しい人が集うSNS『非モテ+』を見て、クリぼっちを慰め合ったことがあります。3年前くらいでしょうか。傷の舐め合い感がありますが、とりあえず寂しさは紛れると思います。今もアカウントは開設したままですね」(33歳/男性/IT)

モテない人限定のコミュニティサイト・非モテ+。「自分はモテないという自覚がある人」が会員で、リア充はあまりいないため、クリぼっち時に覗くのには適したSNSだといえそうです。

 

5、正月準備をする

「『時間ができた』と前向きに考えて、年賀状の準備や断捨離を始めます(笑)。そもそも年賀状は12月25日までに出すことが推奨されているので、イヴの日に一気に作成します。それほど枚数が多いわけではないので、時間が余れば年末の大掃除に備えて、断捨離もやります。クリスマスの朝は毎年、大量にゴミを出していますね」(29歳/女性/公務員)

クリぼっちであることを後ろ向きに考えるのではなく、好意的に捉えている人も。これくらい達観(?)できれば、職場からの帰り道、イルミネーションを眺めているカップルを見かけても、動揺したり悲観的な気持ちになったりすることはなさそうです。

思わず「したことある!」と「あるある」に共感した人も多いのでは。「寂しい」と気が塞いでしまうクリぼっちですが、過ごし方次第で充実した一日になるのかもしれませんね。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。