直也との離婚を経て、ついに恋人・梅森との同居が始まった礼子。

「まるで夢みたい」と胸を弾ませていた新生活でしたが、相手の生活習慣に戸惑いを感じることも。

「理想を膨らませすぎていたのかも。少しくらい我慢しないと」

そう自分に言い聞かせたとき、礼子の心には、ふと直也との記憶がよぎっていました。

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