――12月24日には、ライセンス・アルバム『SHOE BOX -Japan Edition-』がリリースされますが、アルバムのコンセプトを教えてください。
TABLO「靴って、その人の人生を表すものだと思うんです。スニーカーが好きな人、革靴が好きな人、そこには好みや職業などが反映される。その人が歩んできた道を見せてくれるのが靴だと思うので、“靴箱”というタイトルに。このアルバムを聴いて、自分の人生を振り返えってほしいと思って」
――「靴には人生が表れる」って哲学的ですね。ちなみに、皆さんのお好みの靴は?
TABLO「僕は女性のハイヒール。まぁ、履くわけじゃなくて。ハイヒールを見ると美しいと思うけど、同時に心が痛みます。女性は美のために痛みを我慢してるから。涙出そう」
――今、全女性がTABLOファンになりましたよ(笑)。TUKUTZさんは?
TUKUTZ「僕はふたつあります。ひとつはホテルのスリッパ。外から戻ってくると新品が用意されてるし、とてもリラックスできるから。もうひとつは高価な靴」
――なぜ、高い靴なのですか?
TUKUTZ「高いものはいいモノじゃないですか(笑)。価値があるから」
MITHRA「僕は、バスケットシューズ。でも、一番好きなのは裸足」
――自然が一番ってこと?
MITHRA「いいえ、換気がいいから(笑)」
――このアルバムは、音楽番組でトリプル・クラウン(3週連続の1位)を獲得するくらい韓国でも大ヒットしましたが、アイドルたちと競い合う気分は?
TABLO「自慢じゃないんだけど、最近のアイドルたちがよく“EPIK HIGHに憧れて歌手になった”って言ってるし、音楽評論家も今活動しているアイドルに多くの影響を与えていると言ってる。今、アイドルはヒップホップをベースにした曲をやるグループが多いけど、個人的な考えでは、ひとりの音楽家の活躍は、10年後の音楽シーンに影響を与えると思うんです。だから僕は、日本語の先生を探し始めました。1年以内に日本語でラップができるようになって、10年後、日本にもEPIK HIGHの影響を与えたい。ダメだったらしょうがないけど(笑)」
TUKUTZ「僕も一緒に勉強するつもり。でも僕は、ラップをする必要はないので、皆さんを笑わせるために。ダメだったらしょうがないけど(笑)」