繊細な歌詞と洗練されたサウンドでシーンをリードする韓国のヒップホップ・レジェンド、EPIK HIGH(エピック・ハイ)。2012年にBIGBANGを擁するYGエンタテインメントへ移籍し、2014年の「YG Family Concert」に参加すると、彼らに初めて触れた日本の観衆もそのパフォーマンスに熱狂。その勢いに押されるように、デビュー11年目にして初めて日本語歌詞が入った楽曲も収録したアルバム『SHOE BOX -Japan Edition-』をリリースするEPIK HIGHに心境を訊いた。
――日本での初ライブツアー「EPIK HIGH JAPAN LIVE HOUSE TOUR 'PARADE 2014~2015」が、各地でチケット・ソールドアウトの大盛況になっていますね。日本のファンを前にライブをやった感想は?
TABLO(タブロ)「皆さんスゴイ! アーティスト仲間が、“日本のファンは音楽を聴く人たちなので、少しおとなしいかもしれない”って言ってたんだけど、そんなのゼンゼン嘘だった(笑)。最初から最後までジャンプしながらノリノリで、熱狂的な反応を見せてくれたから、“誰がそんなこと言ったんだ?”っていうのが正直な感想」
MITHRA(ミスラ)「初日のWOMB(東京)での公演は、アンコールのときに、ファンがサプライズをしてくれたんですよ。“MY HIGH IS EPIK”ってスローガンを掲げてくれて」
TUKUTZ(トゥーカッツ)「そうそう。YG(事務所)の仕込んだヤラセかと思った(笑)」
MITHRA「ファン発信のイベントだったというので、ビックリしました」