東京ディズニーシーのポートディスカバリー。他のエリアと比べて異質な雰囲気を放つこのエリアは「未来の港」。一風変わった船や、潜水艇の姿を見る事ができます。
実はこの潜水艇には、こだわりのストーリーが隠れているのです。今回はそんな3つの物語を紹介します。
よーく水面を見ていると、静かに出航していく潜水艇が見られる
未来の気象コントロールセンターの実験エリアであるポートディスカバリー。ここには斬新な機能を持った潜水艇等が存在しています。
その中でもエリアのメインとなるアトラクションは、ゲストが研究用の “飛行型気象観測ラボ” に乗ってストームを消滅させるミッションに参加する「ストームライダー」。
今回はそちらではなく、「ストームライダー」に入る、エントランス付近の様子にご注目。
建物入り口に向かう通路は、緩やかなスロープになっており、左側には停泊している船などを見る事ができます。
未来の港だけあって、小型の潜水艦や探査船など、斬新なデザインの船が並んでいます。
この桟橋に停泊している船ですが、実はこの中に、静かに出航している潜水艇があるのです。
ここに停泊している船はそれぞれ、番号がある位置に停泊していますが、よく見ると一番手前の「NO.1」の位置だけ、船が停まっていません。
そしてこの付近の水面をしばらく見ていると……水中からボコボコと泡が出ており、その泡は、海の方向に移動していくのです。
……そうなんです。これは、この1番埠頭から「既に潜航している潜水艇が、出航して行く様子」なのです。
しかもこれは音も無く、静かに泡だけが移動して行くだけなので、水面をじっとよく見ていないとまずわからない、という細かい演出なのです。
概ね2~3分に一度程度の割合で、出航していく様子を見る事ができます。
水面に泡がでてくるのは、ほんの一瞬。しかもこの場所は反対側に「アクアトピア」がありますが、通り道の様な場所なので、足を止めて、じっくり見る事が少ない場所。
目立たない場所にある割には、結構大掛かりな仕掛けなのです。次回行かれた時はぜひ探して見てくださいね。