今年もたくさんのヴィジュアル系バンドのCDがリリースされました。
今回は、ヴィジュアル系専門店のZEAL LINK、クローゼットチャイルド原宿店、タワーレコード小田原店、HMV大宮アルシェ店、ヴィレッジヴァンガード仙台フォーラス店という様々なショップの店員さんから、「今年のオススメCD」を3枚答えてもらいました。気になったらショップに足を運んでみてはいかが?

 

ZEAL LINK

・ユナイト『レヴ / ice』

『レヴ』にはこれまでのユナイトとこれからのユナイトが詰まった、バンドの提示する「終わらない」を形にしたと言っても過言ではない力を持ち、『ice』には過激な表現でイヤホンで聞いたら頭をぐるぐる回るような右から左からの声。決意表明ともとれる攻撃的なサウンドで構成されたインパクトある楽曲です。

SHOPのBGMとしてかけている時もお客様から「これユナイトですか??」と聞かれるくらいの二面性でシーンをかき乱す存在である事は間違いなし!!
 

 

・DEZERT『「タイトルなし」』

決して聴いてハッピーな気持や幸福感を得る事はできない。
しかしほんの少しの共感と、心の奥底に眠る共鳴を呼び覚ます楽曲が収録されています。脳内に残る…いや、「こびりつく」作品です。DEZERTが安易で量産的なバンドではない事が明確に確かめられる物となっています。

まだ出会っていない方、ハマれるバンドを探している方には必見です!
 

 

・コドモドラゴン『【VIper】』

コドモドラゴンの歌詞は「伝える」でありながら、Vo.ハヤトの「吐き出す」「訴えかける」で構成されており、その皮肉の数々で耳を蝕まれるが、真意、訴えたい事は必ずその先に記されている。

「生きる」ことの意味と真摯に向き合い、明日が当たり前にあると思わない事で紡がれる「明日」を考えさせられる今作。
デジタル音色を駆使した楽曲から、楽器をかき鳴らすようなハードな楽曲まで、まるっとコドモドラゴン色に仕上げてくるので聞く人を選びません!!