激しいライブパフォーマンスやグロテスクな歌詞世界で、都内を中心に口コミで人気急上昇中のヴィジュアル系バンドDEZERT。結成のいきさつからメンバーのルーツまで、歯に衣着せぬ内容のインタビューです。
――結成のいきさつを教えて下さい。
千秋:ビビッと来たから。
SaZ:気づいたら、みたいな感じですかね。過去に色々あって結成しました。
若干まじめに話すと、前にバンドをやってまして、まあ解散とか脱退があるじゃないですか。それで元々俺とボーカルの千秋君がたまたま知り合いで。「長く続くバンドやりたくね?」みたいになって、そういうテンションからメンバー探しが始まった感じです。
――DEZERTはメディア露出も少ない中、口コミで人気が高まっている印象を受けます。
千秋:そもそもあんまりメディアに呼ばれないんっすよね。最初の頃は取材断ってたんですけど。
SaZ:基本的にここ1年くらいは声をかけていただいたらほぼ全部出てますね。
――最初は取材を受けていなかったのは、なにか理由があったんですか?
千秋:ウチのバンドのことをよく知らないのに、流れ作業みたいな取材が嫌だったんで。
SaZ:結成したばかりだし、語るほどのこともなかったのもありますね。
千秋:ウチは自主なんで、広告費かけてメディアに露出するなら、その分をライブやレコーディングに使うわ! って感じだったんですよ。
SaZ:基本的に何事もよく分かってないんですよ僕ら。
――それにSaZさんはパンダの被り物をかぶったり、リコーダーを吹いたりして、ライブ中のパフォーマンスも変わってますよね。
SaZ:アレも意味があったらやってないと思うんですよ。なので…とくに何も無いです。