料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回は、カリフラワーが主役のパスタをご紹介します。
カリフラワーはソースにも使える
これからの寒い季節に旬を迎える「カリフラワー」。
ゆでたり炒めたり、スチームしたりして食べることの多いカリフラワーは、くたくたになるまで火を通すとソースとして使えて便利です。
ブレンダーなどにかけてポタージュのようにした濃厚なソースも美味ですが、今回はフォークでほぐしてパスタに和えました。
カリフラワーはカットせず、丸ごと使用。パスタと一緒に水からゆでるだけで簡単です。
なかなか面白いつくり方ですよね。ほぐしたカリフラワーがパスタによく絡んでとても美味しいですよ。
カリフラワーソースの白いパスタ

今回は、少しずつ残っていたショートパスタを2種類混ぜてつくりました。
もちろん1種類でもいいのですが、数種を混ぜると食感に違いが生まれ、見た目にも楽しいのでおすすめです。
<材料(2人分)>

・カリフラワー…ひと株
・パスタ(2種類)…各60g
・粉チーズ…大さじ5
・塩…6g
・オリーブオイル…大さじ2
<つくり方>

1. カリフラワーは、茎のまわりについた硬い部分を落とし、茎の断面に十字の切り込みを入れる。

2. 鍋にカリフラワーとショートパスタを入れ、パスタがかぶるくらいの水を入れる。このとき、カリフラワー全体に水がかぶらなくてもよい。

3. 塩とオリーブオイルも加えて火にかける。沸騰したら弱めの中火にして蓋をし、20〜30分、カリフラワーが柔らかくなるまで煮る。途中、水分が減ってパスタがくっつきそうになった場合は水を足す。

4. フォークやスプーンでカリフラワーをほぐしながらパスタと絡める。粉チーズを加えてよく混ぜたらできあがり。
<ポイント>
使う鍋によって水分の飛び方が違います。
カリフラワーを20〜30分煮たあとにゆで汁が多く残っている場合は、ゆで汁を少し捨ててからカリフラワーを崩してください。
つぶすようにほぐしてもいいですし、少し形を残してカリフラワーそのものの美味しさを堪能するのもいいですね。
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