参加型のデジタルなアート作品を多数展開し注目を集め、最近何かと話題の“チームラボ(teamLab)”。プログラマ・エンジニア、数学者、建築家、デザイナー、アニメーター、絵師など、様々なスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団で、アート・サイエンス・テクノロジーの境界線を曖昧にしながら活動中。
そんなチームラボの作品が一同に会した大型展覧会『チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地』が開催中! 日本国内のみならず、世界各地の美術展などで話題となり高い評価も得ている「デジタルアート」と、子どもたちを楽しませて発展を続ける「学ぶ!未来の遊園地」プロジェクトの作品が日本科学未来館に集結。これまで発表してきたアート作品と遊園地、それぞれ新作を含む合計15点を一度に体験できる、世界初の企画展です。
デジタルアートってなんだか難しいもの……? いえいえ、チームラボの作品は難しいテクノロジーのことがわからなくても、参加し体感できて楽しい! 大人も子どもも楽しめちゃうんです。
まず入口を抜けると、鏡張りのうす暗い部屋が広がります。
床には一面に咲き乱れる花。その上を歩くと、足元で散ったりいっせいに咲き渡ったりと、動きをみせる花たち。コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ、その空間に入り込んだ人の動きに反応して変化していくのです!
壁が鏡になっているので、花が描かれ続ける空間がどこまでも無限に広がっているように感じる、不思議な作品『花と人、コントロールできないけれどもともに生きる、永久に-Tokyo』。影響を与えることはできてもコントロールはできない自然の様子を表現しています。