『つながる!積み木列車』チームラボ,2014

同じ色の積み木を並べるとテーブルに道路や線路が現れ、どんどん好きなように街を発展させることが出来る作品など、ダイレクトに変化が伝わり、何を作っていこうか、想像する楽しさを味わえる参加型の“未来の遊園地”。

 

『小人が住まうテーブル』チームラボ,2013

現実と映しだされる小人の世界がリンクする『小人が住まうテーブル』は家に一台欲しいくらい!

手やお皿を置いたりすると、テーブルを駆けまわる可愛らしい光る小人たちが反応し、アクションが変わります。

小人たちの前に指を置いてみると、のぼってぴょんっと飛び越えてくれたりして本当に愛らしい! 触ったらどうなるのかな、コレを置いたらどういう行動をとるのかな、と次々にコミュニケーションをとりたくなります。

 

『3Dお絵かきタウン』チームラボ,2013

さまざまな仕掛けがある未来の遊園地。その中でも訪れた人たちのオリジナル世界を作れるのが、『3D お絵かきタウン』ではないでしょうか。

巨大なスクリーンの中には色とりどりの家や車、UFOなどが飛び交い、とってもにぎやか。実はコレ、訪れた人の手で作り上げられた街なんです! 

 

『3Dお絵かきタウン』チームラボ,2013
用意されている建物や乗り物のぬりえを完成させてデータとして取り込むと、なんと自分が塗った通りの家や車がスクリーンに登場。自分の作ったものが作品の一部になっていくなんて嬉しいですよね。しかも車やバス、UFOなど乗り物は、街中を動きまわっていくのも楽しい。  

今回の展示では、ぬりえで参加できる『お絵かき水族館』も。クラゲやサメ、イカやタツノオトシゴといったぬりえが用意され、スクリーンの巨大な水槽を彩ります。レインボーカラーの魚や可愛らしい顔が描かれているクラゲなど、実際の水族館では決して見ることのできないユニークな生き物が泳ぐ水槽。眺めているだけでも面白くて、大人も子どもも夢中になってしまいます。自分の生み出した世界でただ一匹の魚たち。泳いでいる姿を見つけたら、横に立って一緒に記念撮影をするのがオススメ!

簡単に作品に参加できる、すぐに変化が起き、想像するのが楽しくなる。多くの人と手軽に同じひとつの作品を作り上げたり、新たな世界が今目の前で広がっていくような感覚は、デジタル作品だからこそ可能になっていることではないでしょうか? 

想像力をかきたてられるチームラボのアート作品と未来の遊園地。行けばまさにウキウキ、踊りだしたくなる新感覚の展覧会になっていますよ!

<チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地>
会期:2015年3月1日(日)まで
会場:日本科学未来館
〒135-0064 東京都江東区青海2−3−6
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:毎週火曜休館