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「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第7話が、12日に放送された。
脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全員の人生を変えていく様子を描く青春群像劇。(*以下、ネタバレあり)
久部(菅田)は、大御所俳優の是尾(浅野和之)を迎えて稽古をする日々を送っていた。「夏の夜の夢」の初日公演から1週間がたったが、観客数は思ったほど伸びない。売り上げは目標の半分にも満たない状況だが、来週からはシェークスピア後期の名作『冬物語』を上演すると久部は息巻く。
支配人の浅野(野添義弘)の妻フレ(長野里美)は「逃げるが勝ち」だと言い、売上金を持って田舎へ帰ろうと夫を誘う。しかし「是尾礼三郎の復活は演劇界にとっても大ニュースです」と熱弁する久部の勢いに負け、浅野は「もう一度、あんたに懸けてみる」と決意を固める。
放送終了後、SNS上には、「現実は厳しい。そんなことは分かってるんだ。でも諦めきれない。皆そうだよ」「語り手を使って時間の経過を伝える手法が好き。シェークスピアへのオマージュだな」「久部に一向に感情移入ができない。好感が持てない。誰も報われなくて爽快感なし」「話がとっ散らかったままどんどん膨らんでいく」などのコメントが上がった。
また、「二階堂ふみさんと浜辺美波さんの掛け合いが最高」「トニー安藤(市原隼人)の覚醒と はるお(大水洋介)がブレークするのは織り込み済み」「うる爺(井上順)に続いてはるおまで…。でも最後は皆に帰ってきてほしい」「まさかフォルモン兄さん(西村瑞樹)に泣かされる日が来ようとは。あんたいい男だよ。かっこよかったよ」などの声もあった。
そのほか、「大瀬巡査(戸塚純貴)ノリノリっぽいが、仕事はどうするのか」「エンディング、YOASOBIの『劇上』の余韻がすごい」「主題歌のYOASOBIの『劇上』がドラマとシンクロし過ぎてて鳥肌」といったコメントもあった。







