義母・樹木希林の病状を報告した本木雅弘

 俳優の本木雅弘が30日、東京都内で行われたYahoo!JAPAN「全国統一防災模試」レポート贈呈式&「台風・豪雨編」発表会に出席。終了後の囲み取材で、義母で女優の樹木希林の病状を報告した。

 左足の大腿(だいたい)骨を骨折し、生放送番組への出演を取りやめていた樹木。樹木の病状について、本木は「13日に知人宅で階段を登っていたときに、本人いわく『ぽきっといってしまった』と。私の妻である娘の(内田)也哉子が一緒にいたので、病院に向かった状況です。15日にチタンを入れる手術をして、無事に成功しました」と報告した。

 術後の経過については、「もともと気管支が弱いことと、がんの影響で肺が弱っているので、じつは一時危篤状態になった場面もありました」と明かし、「今はその危機を回避して落ち着き、リハビリを続けています。ご心配をお掛けしている皆さんに、改めてお詫び申し上げます」と話した。

 また、昨日夕方に樹木が自筆で書いたというメッセージも披露。「細い糸一本でやっとつながってる。声一言もでない。しぶとい困った婆婆です」と読み上げると、「ひーひー言いながら書いてもらいました。今は苦しみもあって、声が出ない状況です」と語った。

 退院のめどや復帰について聞かれると、「リハビリ次第ですね」と答えた。また、「ご参考までに、樹木さんは(夫の内田)裕也さんに、手術をする前に自ら電話して『もしものことがあったら、今まで悪かったわね。じゃあよろしく』と言って、裕也さんも『こちらも悪かったな』みたいに伝えていました」と夫婦間のやりとりの様子も報告した。