撮影:小林裕和
撮影:小林裕和
撮影:小林裕和

「少しだけ一緒に遊ぼう」とつぶやき『肋骨少女』『脳姦少年』へ。
ファンにはおなじみのパンダのかぶりものをかぶるSaZ、そして『ストロベリー・シンドローム』へ。キラの奏でる不協和音のようなギターに合わせて千秋が「(間の)繋ぎだよ!繋ぎ!」と観客を煽り『大塚ヘッドロック』、「平凡だからさぁ…自殺のマネでもしてみようじゃないか!」と『メリーさんの自殺未遂』、ボルテージの上がった観客にたいして『チョコレートクリームチェーンソー』でSaZがフロアに飛び込み、引っ掻き回し、二階の関係者席に向かっては「関係者なんてころしちまえ!」と吐き捨て(ころされる)、二階席に向かって「おい!(そこから)飛べ!死ぬけど!」無茶な要求をする千秋。

「お前らのその小さな目を見開いて!明日を迎えるために…僕はこの歌を!」と叫び『「遺書。」』ライブで歌詞を変えて歌うことに定評がある千秋、この日も「暗い…未来じゃない!(元の歌詞はは「暗い未来ですか??」)」「暗い…未来じゃない…絶対違う!未来じゃない…だから…」から「さあ遺書を書こう」と歌詞の内容に反した明るいメロディのサビを歌い上げます。血糊と、汗と、水でグチャグチャになった表情で「この生命を半分あげることにしました…貰ってくれる?貰ってくれる?…くれてやる!」「明日を…明日を戦うために!(元の歌詞は「…明日を諦めました」)」と歌う様子は何かの宣言のようにも聞こえて、この満員のO-WEST全員に響いたことでしょう。

「これは怒りではない…、強い殺意だ…」と『「殺意」』をまき散らし、配布CDに収録された『「変。」』を披露。赤ん坊の声がこだまし、スモークが立ち込めサイレンの鳴り響く中 、本編が終了。