長年、コーヒーのお供にナッツを愛用しています。ここ東アフリカのウガンダに移り住んでからは、ポリポリそのまま食べるだけではあきたらず、ペースト状の「無糖ピーナッツバター」にハマっています。

ウガンダでは肉や野菜とピーナッツソースを合わせた煮込み料理が人気。首都カンパラのスーパーマーケットには多種多様なナッツソースがずらり
ナッツの豊富な栄養素を取り入れられて、かつマンネリ化しがちな毎日のごはんを変えてくれる! 特におうちパーティの機会が多いこれからの季節、ピーナッツバターを使えば、楽しげな大皿料理が手軽にできちゃうのです。
シンプルなグリル野菜のソースに!

野菜のうまみがぎゅっと詰まって奥深い「焼き野菜」。忙しい日でも、新鮮な野菜と大きなお皿さえあればパパッとつくれて、ちょっと特別感のある、我が家の定番メニューです。
パプリカ、ズッキーニ、オクラ、ブロッコリーを鉄板の上に並べて、オリーブオイル少々と塩コショウをふりかけて、グリルで火を通します。フライパンもいいですが、油控えめでじっくり火を通せるグリルが最近のマイブームです。
ニンジンやジャガイモ、玉ねぎなどの野菜もオススメ。今回は、あらかじめ塩コショウをふっておいた骨つきチキンも一緒に焼きました。

野菜やチキンをじっくり焼いている間に、味の決め手となる、万能ピーナッツソースをつくります。
<材料>
・無糖ピーナッツバター…小さじ2
・オリーブオイル…小さじ2
・醤油…小さじ1
・酢…小さじ1
・粒マスタード…少々
・塩こしょう…少々
・こしょう…少々
主役は無糖ピーナッツバター。オリーブオイルと醤油、酢、粒マスタード、塩、こしょうを、滑らかになるまで混ぜ合わせます。

焼き上がった野菜とチキンの隣に添えれば、彩り豊かなパーティープレートの完成です!
気になるお味は……。ピーナッツのコクがどっしりとした存在感を放ちつつも、酢の酸味がきいて後味はサッパリ。熱々の野菜やお肉によく合います。
実は以前、砂糖入りの甘いピーナッツバターを使ったときは不評でした……。でも今回は大成功!
いつもの味噌やマヨネーズもいいけれど、ピーナッツペーストに醤油や酢を混ぜるだけで、エキゾチックで新しい万能ソースに早変わりします。
いつもの「肉野菜炒め」が激変!?
パンに塗る以外にも、いろんな料理に使えるピーナッツバター。料理の「コク」を出したいときに最適ですが、「いつものメニューが激変した!」と感じられたのは、意外にも「肉野菜炒め」でした。

肉と野菜を中華だしで炒めるだけの「肉野菜炒め」。カンタンで栄養もとれる我が家の定番おかずですが、最後にピーナッツバターを混ぜ合わせると……。

いつもと同じ材料なのに、コクが出てすっごくおいしくなりました。お店で食べるような高級感も、ほんのり感じられちゃいます。
ソースとしてディップするもよし、炒め物の隠し味にするもよし。ナッツの豊富な栄養素を手軽に取り入れられる「無糖ピーナッツバター」は、年末のおうちパーティーで、「もう一品!」を出したいときにちょうどよさそうです。

鶏肉や野菜、ピーナッツソースなどをバナナの葉で包んで蒸すウガンダの伝統料理「ルウォンボ」。柔らかなお肉と独特の香り、そしてナッツの風味が特徴です
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