細かなこだわり
東京ディズニーリゾート初の包括的なアプリを導入するにあたり、こだわりを持ってアプリ制作が行われました。
実は世界のディズニーリゾートで包括的なアプリを導入したのは東京が最後。
米ディズニー社とも連絡を取り合い、海外パークのアプリで得られた知見を参考にしながら、東京ディズニーリゾート・アプリの開発を行っていったと言います。
ディズニー社からは「東京ディズニーリゾートでしかできないことを取り入れている」と評価されたそうです。
その一つが、アプリのために描き下ろされたパークマップ。
海外ディズニーパークのアプリでは、地図はGoogleマップ上にイラストを重ね合わせており、紙の地図と見比べると位置関係や方角が分かりにくくなっています。
東京ディズニーリゾートでは、アプリのために地図を描き下ろし、紙のガイドマップもリニューアルしアプリと同じ地図に統一しています。
さらに、読み込み画面など細かいアニメーションにもこだわって制作され、温かみのある表現が追求されたそうです。
今後の展開
「マイナスを0に戻すため」にリリースされた東京ディズニーリゾート・アプリですが、今後はプラスに向けて順次機能が追加されていくとのこと。
既にパークマップの「サービス施設」部分では、東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration! ”の「ハピエストミッキースポット」の位置を確認できるなど、紙のガイドマップにはない情報が掲載されています。
一番端のアイコンながら、「サービス施設」の利用者は意外と多いそうです。
そして今後の機能追加の目玉は、2019年度中に予定されている「ディズニー・ファストパス」機能。
年間パスポートの情報をアプリに記憶させる機能などもゲストの声が届いているといい、今後機能追加していきたいと考えているとのこと。
パーク内でのWi-Fi導入は検討していませんが、ホームページのサーバー増強については日々戦っているそうです。