手持ちリップにプラスα。唇の皮むけやガサガサから守るために使いたい「5つリップクリーム」

冷え込みが厳しくなり、乾燥対策にも力が入るこの季節。

手元にある保湿リップにプラスαできるようなものがあると重宝しますよね。

そこで今回はプラスαしつつ、1本あるとお守りになりそうな保湿リップを5本ご紹介します。

ラインナップはこちらの通りです。

翌朝の唇ガサガサに終止符を。BRINGGREEN「バンブーヒアルリップエッセンス」

とあるドラッグストアでは、残り2本でギリギリ買えた保湿リップが、韓国ブランド・BRINGGREEN（ブリングリーン）の「バンブーヒアルリップエッセンス」。

その名の通り、乾燥した唇に水分をチャージする「バンブーヒアル成分」が配合されているそうで、ベタつかずにさっぱりとしたテクスチャーが魅力。

楽天市場の説明には「水分爆誕リップケア」と記載されているほど、しっとりとした水分感が出てくるようで、これはかなり気になる……！

ベタつかないのに、しっとりするなら確かに理想的ですよね。

使用した感想としては、今回使用した5本の中でいちばん濃厚なテクスチャーです。

表現として美しくありませんが、水のりのような濃密さで、たっぷりしたボリュームで唇全体を包んでくれます。この感じはたしかに「水分爆弾」という表現はしっくりくるかも！

本当にベタつきはなく、さっぱりしていて新感覚です。

また、このチューブタイプって、テクスチャーが柔らかいと出し過ぎてしまいますが、固さがあるのでちょうどいい量を出せるのが◎

個人的には、「バンブーヒアルリップエッセンス」を寝る前に塗るのがお気に入り。唇全体をたっぷりの潤いで包み込めるところは、一晩乾燥から守ってくれるのがありがたいです。

翌朝、唇がやわらかくふっくらしていて、“唇カピカピ対策”にいいなと感じています。薬用リップが苦手な人は、ぜひおすすめしたい使用感です。

人に会う前の救世主。メンソレータム「薬用リップ リペアワン」

個人的にお気に入りなのは、メンソレータムの「薬用リップ リペアワン」。

唇の保湿だけでなく、唇の荒れや乾燥を防ぐような補修まで叶えてくれるという1本です。

リップをたくさん持っていても、なんだかんだ塗り忘れてしまって、結局カピカピに皮むけさせたり、荒れさせたりしちゃうんですよね。そんな私にはぴったり！

これはニコチン酸アミド、ビタミンE誘導体、グリチルレチン酸という3つの有効成分が荒れを集中補正してくれるとのことで、唇の調子がイマイチなときには心強い存在です。

薄付きなのに、ひと塗りでしっとり潤う感じがあって、私は色付きリップの前に全体に塗る用として愛用。

潤い成分であるグリセリン配合されているおかげか、カサカサにかたくなった唇もやわらかくなるような気がします。

しかも、「人前に出るのに、皮むけや荒れが気になって恥ずかしい！」なんてピンチは冬場によく起きがちですが、これは救世主的に、どうにか見た目を整えてくれます。

ほんのりスーッとするのも好きで、仕事のリフレッシュ的にも使うので、塗り直す頻度が増えていていい感じです。無香料があるのも嬉しい。

潤いとツヤが欲しい人には、ニベア「Deep　Moisture」

ニベアの「Deep　Moisture（ディープモイスチャー）」は通常タイプも、メルティタイプも数年前から人気で気になっていました。

ドラッグストアによってバラつきはあったものの、通常タイプの「オリーブ＆レモンの香り」が特に人気の店があったので、その香りでお試し。

たしかにとってもいい香りで、私はレモングラスをいれた緑茶のような、落ち着きある爽やかな香りだなと思いました。

はちみつ、アミノ酸系保水成分、オリーブオイル、トレハロース、ローヤルゼリーエキスの5つの保湿成分配合のほか、ビタミンE、グリチルレチン酸ステアリル配合で、唇の荒れ、ひび割れを防いでくれるそうです。

個人的には、メンソレータムの「薬用リップ リペアワン」と使用感が似ているものの、より軽やかでさらっとしたな塗り心地だなと思いました。

また、成分を見ると本当に入っていてなるほどと思ったのですが、オリーブオイルが溶け出すようなオイルの潤い感があって、塗るとツヤがでます。

ちなみに、使用感が若干似ていたメンソレータムの「薬用リップ リペアワン」と比較するとこんな感じです。

圧倒的ツヤを求めるなら…ニベア「Deep Moisture メルティタイプ」

では、同じくニベア「Deep Moisture」のメルティタイプはどうでしょう。

「バニラ＆マカダミア」の香りが人気のようで売り切れていたので、私は無香料をチョイス。ニベアのリップは、香りが気に入っている人も多そうですね。

配合されている保湿成分は、通常タイプと同じものに加えて、シアバターが追加されています。

そのおかげか、メルティタイプは唇にのせた瞬間、テクスチャーがオイル状に溶け出すのを感じます。

今回紹介する5つのうち、いちばん柔らかいといいますか、液状（オイル状）のテクスチャーで唇を包み、最もツヤを出してくれるのが「Deep　Moisture」のメルティタイプです。

個人的に、唇表面がちょっと荒れている人や、私のように荒れやすいタイプには、メンソレータムの「薬用リップ リペアワン」やニベアの「Deep Moisture」通常タイプといった“しっかり固形クリーム”のほうが、塗り重ねやすいかも……？ と思っています。

でも、塗っている感をなるべく感じたくない、軽やかさ重視な人やツヤ重視派には絶対ニベアの「Deep　Moisture」のメルティタイプをオススメしたいです。

大人気の「バニラ＆マカダミア」の香りも気になるなぁ……！

ひと塗りで長時間潤う。メンソレータム「メルティクリームリップ」

最後に紹介する、メンソレータムの「メルティクリームリップ」も体温で溶けるような塗り心地です。

同じメンソレータムでも、「薬用リップ リペアワン」よりは濃厚な塗り心地。といっても、ベタつくわけではありません。

「薬用リップ リペアワン」がミルクとするなら、「メルティクリームリップ」はクリームやバニラのような、少しだけ濃厚さがプラスされるような塗り心地。

ただメンソレータムは、どちらもテクスチャーが柔らかめ。なめらかに塗りやすく、ひと塗りで全体がうるおう感じがあるのが特徴ですね。

くちびるや空気中の水分と反応して潤いを抱え込み、クリームに変わる「モイストバンク技術」というものを採用しているのが特徴のようです。

なかなか塗りなおしができない日中などに、ひと塗りで長時間の潤いを求めるときに愛用しています。

「薬用リップ リペアワン」よりも柔らかく、しっかり唇に塗ることができる、かつなるべく長時間の潤いを求める方におすすめかも。

5種類使ってみて…

5種類それぞれが絶妙に違っているから、唇の状態に合わせてちょうどいいものを選ぶことができたら、唇の乾燥を意識しなくてよくなる日も遠くないかも……！

最後に、5種類について個人的な感想ではありますが、まとめてみようと思います。

各社のリップクリームを比較して思ったのは、「ドラッグストアのリップクリームってすごい！」ということ。

もちろん、配合成分や技術が全然違うので、少しずつテクスチャーや塗り心地に違いがあります。みなさんにとってのベストな相棒が見つかりますように。

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