内側の冷えを防ごう!

【パーソナル暖房で叶える冬の温活・3】厚着をしているのに、なぜか寒い。オフィスの暖房は効いているはずなのに、体の芯が冷えている感じがする。それ、「内臓冷え(体の中心部が冷えた状態)」かもしれません。外側をいくらあたためても、内側が冷えていたら体は「寒い」と感じます。そして午後になると、集中力が続かない。なんとなくダルい。眠い。この悪循環を断ち切る方法があります。それが、スープジャーです。

午後になると、なぜか眠くなる理由

14~15時ごろ。会議中なのに、眠気が襲ってくる。コーヒーを飲んでも、なんだか頭がぼんやりする。「昼ごはんの後だから仕方ない」。そう思っていませんか。でも実は、内臓の冷えが原因かもしれません。

朝、あたたかいものを食べる時間はない。急いで家を出ると外は冬の寒さ。オフィスに着いたときには、もう体が冷えています。昼食はコンビニでおにぎりとサラダといった冷たいものをお腹に入れる。すると内臓の温度がさらに下がって、血流が低下し、結果として脳への酸素供給が相対的に少なくなる可能性があります。

体温の低下は、基礎代謝に影響する可能性が指摘されています。エネルギーが作られにくくなって、「なんとなくダルい」状態になる。午後の眠気や集中力の低下は、こうして起きているのです。

今までの寒さ対策、実は足りていなかった

内臓の冷えに、これまでどう対処してきたでしょうか。セーターやカーディガンを重ね着する。誰もがやっている方法ですね。でも、これは外側をあたためているだけです。皮膚の表面温度は上がるけど、深部体温は変わりません。それに、通勤電車の中では暑すぎる。オフィスに着いたら脱ぐ。夕方になったらまた着る。この繰り返しが、地味にストレスになります。

カイロを貼るという方法もあります。じんわりとあたたかくて、外出先でも使えます。でも、貼った部分だけがあたたかいだけ。内臓全体をあたためるには至りません。それに、1枚30円のカイロを毎日使うと、月に約900円。「毎日はもったいない」と思って、結局我慢してしまうこともあるといえます。

あたたかい飲み物を頻繁に飲むのも定番です。コーヒーやお茶を飲むと、確かに一瞬あたたまります。でも、30分もすると、また冷えてくる。1日に何杯も飲むと、今度はカフェインの摂りすぎが心配になります。

これらはどれも「その場しのぎ」なのです。根本的な解決にはなっていません。

「内側からあたためる」という習慣

では、どうするか。外側をあたためるのではなく、内側からあたためる。この発想が、午後のパフォーマンスを変えてくれます。

あたたかいスープを飲むと、胃や腸が直接あたたまります。内臓の温度が上がると、全身の血流が改善する。脳への酸素供給もスムーズになって、午後の眠気や「なんとなくダルい」感覚が減ります。

「でも、職場であたたかいスープをどう用意するの?」。そう思いますよね。電子レンジがあればいいですが、ない職場も多い。コンビニで毎日買うと、1食500円前後。毎日続けるには経済的ではありません。

ここで登場するのが、スープジャーです。

朝作ったスープを、昼まであたたかく保ってくれます。電子レンジは不要。1日50円程度のコストで、あたたかいスープが食べられます。

自分に合ったスープジャーの選び方

スープジャーには、いくつかのタイプがあります。何を優先するかで、選ぶべきものが変わります。

「昼に熱々のスープが食べたい」なら、保温力が高いモデル。サーモスの「真空断熱スープジャー JBR-400」は、魔法瓶メーカーならではの保温力が特徴です。朝6時に沸騰直後のスープを入れても、昼12時に約60℃をキープ。「フーフー」と言いながら食べる幸せが、オフィスで味わえます。

「洗うのが面倒」なら、手入れが簡単なモデル。象印の「ステンレススープジャー SW-LA40」は、栓とパッキンが一体化していて、洗うパーツが少ない。「パッキンを付け忘れて漏れた」という失敗もありません。

「まず試してみたい」なら、手頃な価格のモデル。無印良品の「ステンレス保温保冷スープジャー」は、シンプルで美しいデザイン。価格も手頃で、保温性能も日常使いには十分です。

朝5分の習慣が、午後を変える

使い方は簡単です。前夜に野菜を切って鍋に入れておく。朝、火にかけて沸騰させて、ジャーに移すだけ。実働5分。たったこれだけで、午後の集中力が変わります。「なんとなくダルい」が減って、夕方まで元気に働けます。小さな習慣が、大きな変化を生んでくれます。(マイカ・秋葉けんた)

秋葉けんた

編集プロダクションのマイカに所属するITライター。雑誌、書籍、新聞、Web記事など、多岐にわたるメディアで執筆活動を行っている。特に家電やガジェット、IT関連の記事に豊富な実績があり、生成AIに関する書籍も多数手がけている。