ミュージカル『刀剣乱舞』×読売ジャイアンツ コラボナイターの様子 提供:読売新聞社©ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会

 「ミュージカル『刀剣乱舞』×読売ジャイアンツ コラボナイター」が11日、東京ドームで開催された。ミュージカル『刀剣乱舞』の刀剣男士六振りがパフォーマンスを披露、三日月宗近(黒羽麻璃央)が始球式を行い、会場を沸かせた。

 ミュージカル『刀剣乱舞』は、名だたる刀剣が戦士の姿となった“刀剣男士”を収集・育成する大人気PCブラウザ・スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」が原案。

 始球式には、三日月宗近のほかに、岩融(佐伯大地)、今剣(大平峻也)、髭切(三浦宏規)、膝丸(高野洸)、和泉守兼定(有澤樟太郎)が登場。会場のオーロラビジョンに姿が映し出されると、球場からは大きな歓声が湧き起こった。パフォーマンスでは、この日だけの特別な振り付けで、同作のテーマ曲でもある「刀剣乱舞」を披露。歌い踊りながら鮮やかな殺陣を見せる刀剣男士たちの姿を強く印象付けた。

 パフォーマンスが終わると、作中での関係性をうかがわせるかのように、岩融が今剣を肩車し、髭切と膝丸は並んで視線を交わしながらグランドを後にした。始球式で投手を務めた三日月宗近は、着物の袖をぐるぐると腕に巻きつけると、気合いの入った顔でまっすぐにボールを投げ込んだ。美しいスローイングとノーバウンドでミットに吸い込まれたボールに、会場から驚きの声が上がった。