繰り返す

テキストを最初から最後まで読み、問題週も最初から最後まで一通り終えたら、もう一度同じことを繰り返します。二回目が終わったら三回目……。

だいたい、テキストと問題集を三回通すと、苦手な部分や、何となく理解できている箇所が把握できます。この状態になると、苦手な箇所を重点的に勉強できるようになります。

繰り返すことで、自分の理解度が鮮明になります。試験当日までに、できない部分をゼロにすることが目標です。

私が受けた行政書士試験は、憲法、民法、行政法、一般知識を勉強しなければいけませんでした。8ヶ月の間に、それぞれを10回以上、理解できるまで繰り返し勉強しました。
 

勉強時間を記録する

「一日一時間は勉強する」と目標を立てても、実際に勉強しなければ、目標を立てた意味がない。細切れ時間を使い、トータルで一時間くらい勉強したつもりでも、実は30分にも達していなかった…ということも。

ですから、勉強した時間をきちんと計り、記録しておくことをおすすめします。時間を計ることでダラダラ勉強しなくなりますし、あとどれくらい勉強すれば合格できるのか、目安も掴めます。

私は、勉強を記録するアプリ「SUTUDYPLUS(スタディプラス)」を利用しました。テキストを開いたらストップウォッチをスタートさせ、休憩したら止める、記録する…を繰り返しました。

一日の終わりに「今日は目標達成!」「目標まで◯◯分足りなかった」かが一目でわかり便利。また、何時間勉強してきたのか、勉強時間の積み重ねが見えるので、励みにもなります。

さらに、いつ勉強して、いつ勉強しなかったのかがわかってしまうので、自分を律するアイテムとしても使えるのでおすすめです!

 

今回ご紹介したのは、私に合っていた勉強の仕方ですが、読者のみなさんが試験に合格するための、勉強方法のヒントが見つかればと思います。自分に合った勉強方法を発見するために、まずはいろいろと試してみてはいかがでしょうか。

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。