木村佳乃(ヘアメーク・平元敬一/スタイリスト・中井綾子) (C)エンタメOVO
イギリス生まれの絵本を原作に、世界中の子どもたちに愛される児童向けアニメ「きかんしゃトーマス」の劇場版最新作『映画 きかんしゃトーマス いっしょに歌おう! ドレミファ♪ソドー島』が3月27日から全国公開される。ソドー島で開かれる音楽祭のリハーサル中に起こったトラブルを解決するために奮闘するトーマスたちの姿を、10曲以上の楽曲にのせて描くミュージカル仕立ての本作で、主題歌を担当した木村佳乃に話を聞いた。
-今回、主題歌を歌うことになった経緯からお願いします。
スタッフさんから、こういう映画のエンディングの主題歌にチャレンジしてみませんかというお話を頂いて、二つ返事でやりますとお答えしました。子どもたちが見るもののお仕事は大変ありがたいことで、お話を頂いた時は必ずやらせていただくことにしています。なぜかと言うと、自分もそうですけど、幼少期に見たものって後々もすごく心に残りますし、尊いお仕事だと思っておりますので。
-今回は、声優ではなく歌手としての出演でしたが、そのあたりはいかがでしたか。
考えてみたら意外ですよね。でも、本来は劇中歌としても歌われる歌なんですけど、私の歌はエンディングで流れるので、歌唱指導の先生から、映画を見終わった子どもたちを包み込むような歌い方でお願いしますと言われました。もちろん、私にオファーをしていただいた時点で、歌のうまさは求められていないと思うんですけど(笑)、とにかく実際に母親でもありますし、子どもたちを包み込むような気持ちで歌いました。
-木村さんにとって「きかんしゃトーマス」はどんなイメージでしたか。木村さんもトーマスもイギリス生まれですよね。
私が小さかった頃は、多分テレビでやっていなかったので、絵本から入っています。青い絵本が家にあったのでそれをずっと読んでいた感じですね。なのでトーマスといえば絵本なんです。今回お仕事をさせていただいて、トーマスの顔が随分親しみやすくなったなと思いました。昔のトーマスの顔は、もうちょっと人間っぽい感じがしました。今はポップな感じになっていて、ニコニコしていますね。
-お子さんと一緒にトーマスを見たりはしましたか。
うちの子は絵本ぐらいかな。アニメも少しは見ていたと思うんですけど、女の子なので乗り物自体にそんなに興味を示さなくて。どちらかというとプリンセスものとかが好きでした。
-先ほど、子ども向けの仕事に携わりたいという夢があったと伺いました。それが今回かなった感じですけど、その辺りはいかがですか。
昔Eテレで「ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン」という番組を2年間ぐらいやりました。その時に、すごくいろんなところから声を掛けていただいて、それがすごくうれしかったので、今回もこういった形で子どもたちの見るものに携わらせていただくのは大変光栄なことだと感じております。オファーを頂いて本当にありがたかったです。
-トーマスの魅力はどこにあると思いますか。
いろんなお話があると思うんですけど、私はやっぱり絵本から入っているので、トーマスの絵が好きだったんです。私が小さかった頃はさすがにもう蒸気機関車は走っていなかったので、機関車の絵が好きでした。とにかく絵が好きで英語の本を読んでいました。
-完成作をご覧になった感想は。
今回はミュージカル仕立ての映画なので、ところどころに楽しい歌が入ってきます。いろんな困難があって、なかなか思い通りにいかなくても、みんながそれぞれに力を出し合って、みんなで乗り越えていこうという真っすぐなメッセージが、お子さんにも分かりやすいように込められています。要所要所に歌が出てくるので、きっと一緒に歌ったりしながら楽しくご覧になっていただけると思います。
-映画の見どころも含めて、これから映画を見る観客の方々や読者に向けて一言お願いします。
家族ご一緒にはもちろんですが、昔、自分が小さかった時にトーマスを見ていたから、懐かしい気分で、映画館で見てみようかなという若い人がいてもいいと思います。とにかくあらゆる世代の方が見て満足していただけるのがトーマスなので、映画館で見ていただけたらうれしいと思います。
-今回は主題歌でしたが、声優をやってみたいと思いましたか、やるとしたらどんな役をやりたいですか。
お声掛けをいただいたらもう喜んでやります。今回イモト(アヤコ)さんはレール点検車の役をやっていたけど、私だったら小田急線かな。小田急線には親しみがあるので、小田急線、千代田線あたりかな。カナちゃんとかケンジくんは、新幹線的な日本独自のキャラクターらしくて、日本ですごく愛されているんだそうです。だったらロマンスカーでもいいんですよね。ロマンスカーにも親しみがあるので。最近、本数が減ったんですよ。東京出身なので山手線や地下鉄とかでもいいんですけど…(笑)。
(取材・文・写真/田中雄二)







