今、世界で注目が集まるテーマ「AWE(オー)」の全貌を明らかにした一冊『AWE 心と人生を変える力 日常の神秘を科学する』(ダッカ―・ケルトナー:著、山崎繭加、松本紹圭:訳 原題『Awe: The New Science of Everyday Wonder and How It Can Transform Your Life』)が、本日3月25日に発売となります。

ダッカ―・ケルトナー:著、山崎繭加、松本紹圭:訳『AWE 心と人生を変える力 日常の神秘を科学する』 (ダイヤモンド社)


■不安やストレスを軽減し、人生の満足度を高める―― 最新研究で明らかになった喜怒哀楽に次ぐ感情「AWE(オー)」とは?
 満天の星を見上げたとき、自分がちっぽけな存在のように感じる。他人の勇気ある行動を知り、胸が熱くなる。オーケストラの演奏を聴き、音楽と自らが一体となったかのような感覚に心が震える――。私たちは時折、喜怒哀楽という言葉だけでは言い表せない特別な感情を抱くことがあります。近年、このような“自分の理解を超えた、広大な存在や神秘”を前にしたときに生まれる感情は「AWE(オー)」と呼ばれ、世界的に大きな注目を集めています。
 AWEは20年以上、心理学の分野で研究が進められてきました。最新の研究結果によると、AWEを体験することで、自己批判や不安、うつといったストレスの軽減、人生の満足感の向上、さらには創造性の発揮、倫理的な意思決定の促進といったさまざまなポジティブな影響があることが明らかになりつつあります。こうした知見から、AWEは心理学のみならず、メンタルヘルスやウェルビーイング、経営学などさまざまな分野で関心が高まってきています。
 本書では、このような注目テーマ「AWE」について、世界各国の研究や事例とともにその全容を解き明かします。人はどのような場面においてAWEを感じるのか。AWEが私たちの心や行動にどのような影響をもたらすのか。人類はどのようにしてAWEを共有し、文化や宗教、芸術を通じて後世へ受け継いできたのか――。単なる感動を超えた、AWEという感情の本質に迫ります。
 著者はAWE研究の第一人者であり、ディズニー&ピクサーの大ヒット映画『インサイド・ヘッド』(原題『Inside Out』 )シリーズのサイエンスアドバイザーとしても知られる心理学者のダッカー・ケルトナー氏。さらに本書の翻訳には、マッキンゼー・アンド・カンパニーやハーバード・ビジネス・スクール等を経て現在は華道家として活躍する山崎繭加氏、そして世界経済フォーラムのヤング・グローバル・リーダーにも選出された僧侶の松本紹圭氏が参加。経営、アート、宗教という多様なバックグラウンドを持つ二人が、本書の内容を分かりやすく日本の読者へ届けます。
 最新の心理学研究に関心を持つ人、スピリチュアルやマインドフルネス、メンタルヘルスに興味がある人へ贈る、AWE研究の決定版となる一冊です。

■AWE研究の最前線を語る内容に、心理学の権威が続々絶賛!
 邦訳版シリーズ累計35万部を突破した『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』著者のアダム・グラントは、本書を「私たちの人生にはもっとAWEが必要だ。そして、それをどこで見つけられるのかについて、決定版とも言える一冊を書いたのがケルトナーだ」と強く推薦。
 また、『暴力の人類史』『人はどこまで合理的か』の著者として知られる心理学者のスティーブン・ピンカーは、「本書は二重の意味ですばらしい。強く感じられているにもかかわらず、十分に理解されてこなかった感情を見事に分析し、同時に、私たちが何にAWEを抱くべきかを思い出させてくれる豊富な実例が示されている」と激賞しています。

■本書の内容
第I部 AWEの科学
第1章 生命の「八つの不思議」 ――AWEのムーブメントが始まる
第2章 AWE・インサイド・アウト ――AWEがどのように私たちの世界とのつながりを変えるのか
第3章 魂の進化 ――涙、ぞくっとする感覚(Chills)、「わぁ…(Whoa)」が教えてくれるAWEを感じる理由
第II部 変容を促すAWEの物語
第4章 美徳 ――他人の親切、勇気、困難の克服がどのようにAWEを喚起するのか
第5章 集合的沸騰(Collective Effervescence) ――儀式、スポーツ、ダンス、宗教、公共の場において一致して動くとどのようにAWEが喚起されるのか
第6章 野生のAWE ――体と心を癒す自然の力、その霊性
第III部 文化がAWEを記録・保存する
第7章 音楽のAWE ――音楽のAWEが私たちを共同体の中に包み込む
第8章 聖なる幾何学 ――視覚芸術へのAWEによって私たちは人生の神秘と恐怖を理解する
第9章 根源にある「それ」 ――どのようにスピリチュアルな人生がAWEから立ち上がっていくのか
第IV部 AWEの人生を生きる
第10章 生と死 ――いかに私たちがAWEによって生と死の循環を理解するのか
第11章 エピファニー(天啓) ――AWEの基本概念:私たちは自己よりも大きなシステムの一部である

■著者プロフィール:
ダッカー・ケルトナー(Dacher Keltner)
Greater Good Science Centerの創業ディレクター、カリフォルニア大学バークレー校心理学教授。Podcast 「The Science of Happiness(幸せのサイエンス)」のホストで、同名のオンライン授業の教師でもある。 世界的に著名な感情の
科学者の一人で、200以上の学術論文、『逆説の力:どのように影響力を持ちそして失うのか』『人はもともと善き存在として生まれている』(いずれも未邦訳)を含めて6冊の本を執筆している。またニューヨーク・タイムズなどにも寄稿し、ピクサーの映画『Inside Out』(日本公開時のタイトルは『インサイド・ヘッド』)のサイエンスアドバイザーも務めた。

■訳者プロフィール:
山崎繭加(やまざき・まゆか)
マッキンゼー・アンド・カンパニー、東京大学助手を経て、ハーバード・ビジネス・スクールで日本の企業などのケース作成、日本でのフィールド授業の企画運営に従事。2017年に華道家として独立。「いけばなの叡智を、いまを生きる力に」という理念でIKERUを主宰し、個人向けのレッスンや企業・リーダー向けのワークショップなどを展開している。同時に、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー特任編集委員、上場企業の社外取締役などを務める。東京大学経済学部卒業、ジョージタウン大学国際関係大学院修了。著書に『ハーバードはなぜ日本の東北で学ぶのか』。

松本紹圭(まつもと・しょうけい)
僧侶。武蔵野大学准教授。東京大学哲学科卒業。インド商科大学院にてMBA取得。世界経済フォーラムのヤング・グローバル・リーダーに選出され、現在 Global Future Council on Leadership メンバー。仏教の叡智と現代社会の理論を往還
しながら、「よき祖先」となる道を国内外の個人、組織、行政と共に探求している。著書『お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』は20か国語に翻訳され世界的ベストセラーに。翻訳書に『グッド・アンセスター わたしたちは「よき祖先」になれるか』。近著は米国・英国などで刊行された『Work Like a Monk』。

■『AWE 心と人生を変える力 日常の神秘を科学する』
著者:ダッカー・ケルトナー
訳者:山崎繭加、松本紹圭
定価:2,640円(税込)
発売日:2026年3月25日
発行:ダイヤモンド社
判型:四六版・並製・384ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4478118655
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