~調査レポート「カンコーホームルーム」Vol.242 学校制服の役割~ https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom/vol242

 菅公学生服株式会社 (本社:岡山市北区駅元町、代表取締役社長:尾崎 茂 以下:カンコー学生服)は毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム 」Vol.242にて、「学校制服の役割」の調査データを公開しました。
 
 春は、進学や進級をきっかけに新たな一歩を踏み出す季節です。多くの生徒にとって、毎日着る「制服」は、そんな学校生活を支える身近な存在です。制服には、同じ学校の仲間との一体感を生み出すだけでなく、安心して過ごすための環境づくりや、気持ちを切り替えるきっかけとしての役割もあります。
 では、実際に生徒たちは制服にどのような価値を感じているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生1,064人を対象に、着用制服のタイプ、制服着用時の安心感、制服のデザインによる学校生活への影響について調査しました。




◆調査結果サマリー◆
●制服タイプはブレザーが主流となる一方、中学生では学ランやセーラー服など伝統的な制服も一定数
●制服着用時に安心することは「周囲と浮かずに過ごせる」など対人関係が上位、女子中学生は周囲との調和を特に重視
●制服のデザインによって「学校へ行く気分が上がる」生徒が全体の約半数、女子では約6割で最多

◆まとめ・見解
 学校制服は、時代とともにそのデザインやあり方を変化させてきました。伝統や歴史を感じさせる詰襟やセーラー服に加え、近年ではブレザーを中心に多様なデザインが採用されています。そして、こうした制服のデザインは、生徒の気分や行動にも影響を与える存在となっています。

 今回、全国の中学・高校生1,064人を対象にした調査では、着用制服のタイプは「ブレザー」(男子中学生53.7%、男子高校生62.1%、女子中学生63.6%、女子高校生75.9%)が多くなり、「詰襟(学ラン)」や「セーラー服」の着用率を大きく超えていました。

 制服を着用することによる安心感については、「周囲と浮かずに過ごせる」(47.0%)、「服装のセンスを比べられなくて済む」(42.5%)、「同じ学校の生徒だという一体感ができる」(33.6%)といった結果から、制服が生徒同士の関係性を穏やかに保つ役割を果たしていると考えられます。また、制服があることで見た目による差異が強調されにくくなり、「服装による仲間外れや、いじめが起こりにくい」(20.1%)、「体型や外見のコンプレックスを目立たなくしてくれる」(14.2%)など、制服が心理的安全性を支える基盤として機能していることがうかがえます。

 さらに、制服のデザインが学校生活に与える影響としては、「学校に行く気分が上がる」(46.0%)、「髪型や身だしなみも整えたくなる」(40.0%)、「気持ちがポジティブ(前向き)になる」(31.8%)、「毎日が楽しくなる」(30.5%)が上位となり、特に女子生徒でこの傾向が強く見られ、制服の存在が生徒の心理面や行動に大きな影響を与えていることが明らかになりました。

 このように、学校制服は「安心して過ごせる環境をつくる」と「前向きな気持ちを引き出す」という両面から、生徒の学校生活を支える重要な役割を担っています。学校制服のこうした役割は、生徒の安心感や前向きな気持ちを支える環境づくりの一つとして、これからも大切にしていきたいものです。

◆調査結果
1. 着用制服のタイプ

●制服タイプはブレザーが主流となる一方、中学生では学ランやセーラー服など伝統的な制服も一定数

 現在、着用している制服のタイプは、「ブレザー」(男子中学生53.7%、男子高校生62.1%、女子中学生63.6%、女子高校生75.9%)と、いずれも過半数を大きく上回っています。一方で、中学生では、「詰襟(学ラン)」(男子中学生42.2%)や「セーラー服」(女子中学生24.3%)といった伝統的な制服のタイプも一定数見られます。


Q.あなたが着用している制服(冬服)のタイプを教えてください。(単数回答)





2.制服着用時の安心感

●制服着用時に安心することは「周囲と浮かずに過ごせる」など対人関係が上位、女子中学生は周囲との調和を特に重視

 制服を着ることによる安心感としては、全体では「周囲と浮かずに過ごせる」(47.0%)や「服装のセンスを比べられなくて済む」(42.5%)、「同じ学校の生徒だという一体感ができる」(33.6%)といった、周囲との関係性に関する項目が高い割合を占めています。
 また、「服装による仲間外れや、いじめが起こりにくい」(20.1%)や「体型や外見のコンプレックスを目立たなくしてくれる」(14.2%)といった回答からは、制服が心理的安全性の基盤として機能している側面もうかがえます。
 属性別では、女子中学生は「周囲と浮かずに過ごせる」(51.8%)や「服装のセンスを比べられなくて済む」(52.6%)という回答が半数を超えて高くなり、周囲との調和や見た目に関する安心感を重視する傾向が見られます。


Q.学校制服を着ることで、安心することは、どのようなことですか。(複数回答)





3.制服のデザインによる学校生活への影響

●制服のデザインによって「学校へ行く気分が上がる」生徒が全体の約半数、女子では約6割で最多

 制服のデザインが学校生活に与える影響として、全体では「学校に行く気分が上がる」(46.0%)が最も高く、次いで「髪型や身だしなみも整えたくなる」(40.0%)、「気持ちがポジティブ(前向き)になる」(31.8%)、「毎日が楽しくなる」(30.5%)が続き、心理面だけでなく行動に一定の影響を与えていることがうかがえます。
 特に、女子は「学校に行く気分が上がる」(女子中学生61.0%、女子高校生54.6%)や「髪型や身だしなみも整えたくなる」(女子中学生60.3%、女子高校生47.0%)が高く、制服をきっかけに身だしなみへの意識が高まり、それが学校生活に前向きに取り組む気持ちにつながっている様子が見られます。


Q .学校制服が「かっこいい・かわいい・おしゃれ」なデザインだと、あなたの学校生活にどのような影響があると思いますか。(複数回答)





◆調査概要
・調査主体:菅公学生服株式会社
・調査対象:全国の中学・高校生 1,064人
・サンプルサイズ:

・調査方法:インターネットリサーチ
・実施時期:2026年1月
・調査委託先:株式会社ネオマーケティング
※結果公開URL: https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom/vol242

【菅公学生服株式会社】
1854年(安政元年)創業。学校制服・体操服を通じて、子どもたちと学生生活を支えるすべての人々に寄り添い、さまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーです。

【カンコーホームルーム】
菅公学生服株式会社が、生徒を取り巻く環境や生徒の意識・ライフスタイルについて多角的に調査・分析し、毎月最終火曜日に、結果を発信している調査レポート。
テーマは、「中高生が着たい制服・体操服」、「部活動で身につく力」、「学校教育とSDGs」など多岐にわたる。調査結果は、当社の事業エビデンスとしてだけでなく、広く一般に公開することで論文や教材、新聞・テレビ番組で引用転載されるなど、多方面でも活用されている。
 発行日:毎月1回最終火曜日更新
 公開方法:WEB https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom
 調査テーマの募集、ご意見・ご要望受付:https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/demand
 引用・転載のお申込み: https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/quotation
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