教育と探求社、探究型金融経済教育プログラム「お金の力-VENTURE-」の提供開始。起業家としてお金に向き合える

教育と探求社は3月27日に、三菱UFJモルガン・スタンレー証券と共同開発した、探究型金融経済教育の新プログラム「お金の力-VENTURE-」の提供を開始した。同プログラムは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が社会貢献の一環として、教育と探求社と開発・提供しているため、無償で導入できる。

教育と探求社と三菱UFJモルガン・スタンレー証券が共同開発

「お金の力-VENTURE-」は、デジタル上のカードを使用して発想を広げつつビジネスアイデアを育てていくプログラム。

AIから事業評価を受けつつ、それを糧としてさらにアイデアを磨いていくことによって、生徒のお金に対する姿勢や考え方(マネーマインドセット)と、創造的に事業を生み出す力(アントレプレナーシップ)を育み、事業創造の可能性への目覚めを促す。

ただお金を使う「消費者」としてではなく、自らの知恵と工夫でお金を生み出す「起業家」としてお金に向き合うことで、「使う」「貯める」といった従来の視点を超えた新たな起業家視点での「お金の力」の存在を知ることを通じて、自らの価値観、経済観、人生観、自分自身についての理解を深められる。

同プログラムによる授業後に実施された、生徒に対するアンケートには、

起業は他人事だと思っていたが、身近な人の笑顔を起点に考えることで自分ごと化して考えられたと思う。起業が、子どもには手を出せないものから、もっと楽しくて「自由に仕事ができるもの」にイメージが変わった。

お金は、使い方によっては自分以外にも他の人を幸せにする力があるんだと思った。ブレストカードのような投資を何にどのくらいどのように使うかによって、自分が考えた事業の成功率が上がることに繋げられるとわかった。

といった声が寄せられた。

一方、授業を行った教員からは

いつも大人しい子がアイデアを出したり、事業のことをワクワクしながら話していたり、生徒が楽しそうにやっているのが印象的だった。

起業家教育自体は今まで学校でもやってきたが、生徒が出してくる様々な分野のアイデアに対して教員が評価するのは難易度が高く、「よく考えられているね」で終わってしまうことが多かった。今回は、AIが一定の客観的視点を持って評価してくれるのでありがたく、生徒もそれによりモチベーションが上がっているように見えた。

といった声が寄せられている。

「お金の力-VENTURE-」は、全3回のコマ数での実施が可能で(4回でも実施可)、想定対象は中学生以上。教材は、ブラウザゲーム「お金の力-VENTURE-」、授業進行用スライド、教員用指導ガイド、サポートガイド、教材動画で構成され、生徒1人1台のPCまたはタブレット端末での使用を想定している。