株式会社JEPLAN(代表取締役 執行役員社長:高尾 正樹、以下「JEPLAN」)は、スウェーデンに本社を置くテキスタイル・インパクト企業であるSyreと、繊維to繊維リサイクルの実現に向けた戦略的提携を締結(以下、「本提携」)したことを発表します。
本提携を通じて、Syreが有するグローバルな事業構想力・技術統合力と、JEPLANが10年以上にわたり培ってきたPETケミカルリサイクルの実証・運用実績を融合させ、次世代のポリエステル循環技術の確立と、大規模商用化に向けた取り組みを加速していきます。

本提携に基づき、JEPLANとSyreは商用規模での繊維 to 繊維リサイクルの実現に向け、新たなソリューションの開発および技術の高度化に共同で取り組みます。これにより、Syreの本格的な商業展開に向けたタイムラインのさらなる加速が期待されており、2026年後半には、ブランド各社による紡績検証や製品ラインに適するサンプルとして、繊維 to 繊維由来の再生ポリエステルを数トン規模で製造することを目指します。
Syre CEOであるDennis Nobeliusは、本提携について、次のように述べています。「本提携は、品質を一切妥協することなく、スピードとスケールの両立を実現することに目的としています。JEPLANが有する長年の技術・操業経験を活用することで、商用化までのプロセスを大幅に加速することが可能になると考えています。」
また、JEPLAN CEOの高尾正樹は、次のように述べています。「本提携を通じて、繊維 to 繊維リサイクルを意味のあるスケールへと押し上げていく取り組みにおいて、Syreと協業できることを大変光栄に思います。高い志と事業基盤、そして技術統合におけるグローバルな展開を有するSyreに、当社が長年にわたり培ってきたケミカルリサイクルの知見を加えることで、繊維産業における革新的なソリューションの創出と加速に向けた強力な基盤が構築されると考えています。」
なお、JEPLANは、北九州市にて繊維を対象としたPETケミカルリサイクルプラントを運営しており、技術検証からスケールアップに至るまでを一貫して実施可能な、実証設備および準商用設備を有しています。
SyreのCEOであるDennis Nobeliusは、次のようにも述べました。「インパクトこそが私たちの中核であり、実質的な規模に最速で到達できる道を選択していきます。今回の取り組みは、ベトナムにおける初の大規模プラント建設に向けた確かな道筋をさらに強化するものです。本日JEPLANとのパートナーシップを発表できることを誇りに思うとともに、今後も世界各地で業界をリードするパートナーシップを順次発表していく予定です。」
JEPLANグループでは「あらゆるものを循環させる」というミッションの実現に向けて、引き続き国内外のパートナーとの連携を進め、グループ一丸となりサーキュラーエコノミーを牽引していくことに努めてまいります。
■Syre(https://www.syre.com/)
Syreは、ポリエステルを起点に、繊維 to 繊維リサイクルを大規模に展開(ハイパースケール)することで、繊維産業の脱炭素化と廃棄物削減をミッションに掲げるテキスタイル・インパクト企業です。これまでにないスピードとスケールで、すべての繊維が再び価値を持って生まれ変わる未来の実現を目指し、繊維産業のグリーンシフトを牽引しています。Syreの繊維to繊維リサイクルソリューションは、石油由来のバージンポリエステルと同等の品質を備えながら、より優れた環境性能を有する循環型ポリエステルを提供します。
2023年に設立されたSyreは、H&MグループおよびVargasによって立ち上げられ、TPG Rise Climate、Giant Ventures、IMAS Foundation、Leitmotif、Norrsken VC、Volvo Carsといった投資家からの支援を受けています。
■株式会社JEPLAN(https://www.jeplan.co.jp/)
代表者:代表取締役 執行役員社長 高尾 正樹
設立:2007年1月
主な事業内容:PETケミカルリサイクル技術関連事業(対象:PETボトル・ポリエステル)など
JEPLANグループは「あらゆるものを循環させる」をミッションに掲げ、サーキュラーエコノミーの実現を目指しています。廃PET(PETボトル、ポリエステル繊維等)を対象に、独自のPETケミカルリサイクル技術を用いて分子レベルに分解し、不純物を除去することで、石油由来と同等品質の再生素材に生まれ変わらせています。この独自技術を用いて、リサイクルに取り組むことで、限りある資源の循環を実現し、CO2の排出量削減にも寄与しています。
なお、JEPLANグループはペットリファインテクノロジー株式会社(神奈川県川崎市)と北九州響灘工場(福岡県北九州市)の2拠点でPETケミカルリサイクル設備を運営しており、国内外への技術ライセンス事業も推進しています。
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