東京メトロが制作した、クレジットカードなどのタッチ決済による後払い乗車サービスの相互利用開始のPR動画

2026年3月に話題になったクレジット/プリペイドカード関連のトピックスを紹介する。

クレカなどのタッチ決済による後払い乗車サービスの相互利用がスタート

auフィナンシャルサービス、KDDI、沖縄セルラーは3月25日から、新しい「au PAY カード」の申込受付を開始した。デザインのリニューアルとあわせて、「Google Pay」への対応によるAndroidスマートフォン(スマホ)でのタッチ決済や、アプリ利用速報通知などにも対応し、使い勝手を改善した。

「au PAY カード」は、2024年12月に有効会員数1000万人を突破した。今回のリニューアルでは、セキュリティーに配慮し、申込時にカード情報を裏面に集約したカード(横型)とナンバーレスカード(縦)のどちらかを選べるようになり、どちらのデザインでもカード情報は「au PAY カードアプリ」で確認できる。

3月の最大のトピックスは「タッチ乗車サービスの相互利用の開始」だ。関東の鉄道事業者11社局(小田急電鉄、小田急箱根、京王電鉄、京浜急行電鉄、相模鉄道、西武鉄道、東急電鉄、東京地下鉄、東京都交通局、東武鉄道、横浜高速鉄道)は、「タッチ決済」に対応したクレジットカードや、同カードが設定されたスマホなどで、対象の鉄道事業者間を相互に乗り継いで利用できるサービスを3月25日から開始した。

PayPayカードは、このタッチ決済による後払い乗車サービスの相互利用開始にあわせ、PayPayカードでタッチ決済を利用すると、抽選で500人に最大5000ポイントが当たる独自の「クレカ乗車もPayPayカードでGo!」キャンペーンを4月24日まで実施している。

また東京地下鉄(東京メトロ)は、スクウェア・エニックスの映像制作部門であるイメージ・スタジオディビジョンが制作したタッチ決済による後払い乗車サービスの相互利用開始のPR動画を3月27日から公開した。

一方、関西エリアの神戸市のコミュニティバスを運行するみなと観光バスなど4社は、マイナンバーカードとクレジットカードなどのタッチ決済を組み合わせた敬老割引サービスの実証実験を4月1日から1年間実施する。対象者は神戸市内に住所を持つ70歳以上の高齢者。公共交通の敬老割引にマイナンバーカードを連携させた取り組みとしては全国初という。

交通事業者にとっては、マイナンバーカードと連携することで年齢確認やカード発行などの業務負担を減らせるメリットがある。今回の実証実験を経て他の自治体や事業者に拡大するのか注目だ。

このほか、タッチ決済の拡大を推進している三井住友カードは、「Samsung Payご利用で、もれなく最大1,000円相当還元!」キャンペーンを3月20日から実施している。

Samsung Payは、デジタルウォレットサービス「Samsung Wallet」の機能の一つ。Samsung Walletには4月以降、キャッシュレス決済サービス「楽天ペイ」と共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」が利用可能になる予定。さらにJCBグループが発行するカードなども4月以降、Samsung Walletの決済機能(Samsung Pay)などに順次対応する予定。