おもしろいほど、人それぞれに個性が出る「お部屋」。
同じ間取りの家に住んでいたとしても、住む人の暮らしぶりや人となりで、まったく違ったものになるのが不思議です。
では、異なるジャンルで活躍するクリエイターたちに、同じサイズの空間を渡して、お部屋づくりをしてもらったらどうなるでしょうか?
それを実現してしまった展示が、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーのTOKYO NODEで開催されているんです!
40人がつくる40通りの「部屋」

虎ノ門ヒルズ ステーションタワーのTOKYO NODEで開催されている「TOKYOROOMS展」。
40人のさまざまな分野で活躍する人たちがつくった6畳の空間が、ショールームのようにズラッと並んでいます。

参加しているのは、野性爆弾のくっきー!さんやメディアアーティストの落合陽一さん、またカリモク家具といった企業も含めた錚々たるメンバー。
次から次に個性あふれる空間が飛び込んでくる大ボリュームの展示となっています。
40部屋が教えてくれた「部屋づくりの工夫」3選

お部屋を見てまわるなかで思ったのは、それぞれに空間づくりの工夫が凝らされていること。
この記事では、普段の生活にも活かすことができそうな「お部屋づくりの工夫」を3つピックアップしてみました!
色や質感を統一して「生活感ゼロ」に

まず目を引いたのは、部屋中を何から何まで白と黒で統一した2つのお部屋。

アイテムをなるべくモノトーンでそろえる工夫は一般的ですが、すべてのアイテムを白と黒だけそろえたお部屋は統一感が段違い……!

ゴチャっとしてしまいがちなデスク周りなんかも、色が統一されることで、まるでディスプレイのように整って見えます。

そして驚いたのは、生活感の発生源になってしまいがちなトイレットペーパーなどのアイテムすらも、インテリアの一部になってしまうこと……!
出しっぱなしでもスッキリ見えるから、わざわざ隠してしまう手間もなくなりそうです。
ベッドサイドよりもくつろげる「ベッド上テーブル」

次に気になったのは、こちらのくつろぎ感たっぷりのお部屋。
全体のカラーも統一感があり、ゆったりした雰囲気で落ち着いて過ごすことができそうです。

取り入れたい!と思ったのは、この「ベッド上テーブル」。
就寝前に使いたいアイテムなどはベッドサイドにまとめてしまいがちですが、ベッドの上に置けるのがこの極小サイズのテーブルの魅力。
寝転んだままアクセス可能になって、くつろぎ感も格段にアップしています。

ベッドサイドテーブルを置くスペースも空くので、お部屋が広くなりそうです。
アートを飾る余白をつくる

3つ目の工夫は、発表会で落合陽一さんに直接教えてもらったアドバイスです。
それは、空間に「余白」を作ること。

落合さんが作ったお部屋は、テクノロジーで拡張した「茶室」でした。
2025大阪・関西万博で展示され話題を呼んだ「null²(ヌルヌル)」でも使われたミラー膜が、AIで生成され続ける風景を取り込み、経過する時間や見る人の視点で絶えず変化し続ける空間となっています。

茶室の床の間には、職人技とテクノロジーのコラボレーションによって作られた鮎の彫刻作品が置かれていました。
落合さん曰く、現代のお家の間取りは、茶室や床の間といった空間とは無縁で、どうしてもアートを飾ろうと思える空間が少なくなりがち。
茶室の床の間のような「余白」を持つことで、お部屋にアートを積極的に取り入れることができるようになりそうです。
お部屋づくりのヒントが見つかるかも?
40通りの部屋を見て感じたのは、「正解はひとつじゃない」ということ。
色の使い方、家具の配置、余白のつくり方。ほんの少し視点を変えるだけで、お部屋の印象や使い勝手は大きく変わります。
部屋づくりに行き詰まっている人にとっても、新しいヒントになるかもしれません。気になる方は、実際に足を運んでみてはいかがでしょうか。
会期:2026年4月18日(土)〜5月17日(日)
開催時間:10:00〜20:00
会場:TOKYO NODE GALLERY A/B/C(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)
詳しくは公式HPをチェック↓
TOKYOROOMS展


















