台湾の最新ビジネス情報をお伝えする、週刊台湾ビジネスニュースです。

 台湾の市場動向や産業情報を配信するワイズコンサルティンググループ(本社:中華民国台北市、代表:吉本康志)は、台湾の最新ビジネス情報をお届けする「週刊台湾ビジネスニュース」は、2026年4月27日号にて、国家安全保障の観点から台湾政府および軍で決定された中国製地図アプリ「高徳地図」の使用禁止措置について詳報しています。そのほか、テスラによるTSMC米国工場での次世代AIチップ生産計画、緊迫する中東情勢下での台湾向け原油輸送の動向、そして台湾の社会構造変化を如実に表す「ペット飼育数(猫が犬を初逆転)」に関する最新データなど、幅広い視点から台湾の「今」を切り取っています。

【ハイライト】
■ 中国の地図アプリ「高徳地図」、政府機関と軍で使用禁止に
 中国の地図アプリ「高徳地図(Aマップ)」が近年、台湾国内の信号待ち時間を正確に表示する新機能をリリースし注目を集めていましたが、数位発展部(デジタル発展部、moda)および国防部は、同アプリが国家安全保障に危害をもたらす懸念があるとして、政府機関および軍での使用を全面的に禁止しました。
 中国の法律上、政府が企業のデータにアクセスする権限を有しており、ユーザーの位置情報や移動履歴が中国側へ転送されるリスクが指摘されています。専門家は重要インフラの位置特定や軍事拠点の行動パターン分析に利用される恐れがあると警鐘を鳴らしています。




■今週の注目ビジネス・経済トピックス
1. テスラのAIチップ「AI 6.5」、TSMCが2ナノで米国生産へ
 電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスクCEOは、次世代運転支援機能「FSD」の最新チップ「AI 6.5」について、ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)のアリゾナ工場(Fab21)にて、2ナノメートル製造プロセスで生産することを明らかにしました。

2. 《イラン軍事衝突関連》台塑海運の原油タンカー、ホルムズ海峡を通過
 事実上の封鎖状態が続いていたホルムズ海峡において、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の海運会社である台塑海運(FPMC)の超大型原油タンカー「台塑君善輪」が18日、無事に同海峡を通過しました。

3. 台湾のペット事情:飼い猫174万匹に達し、初めて犬を逆転
 農業部が発表した2025年の調査データによると、台湾国内の飼い猫の推計数が174万2,033匹(前回調査比43万5,84匹増)となり、統計史上初めて飼い犬(推計146万2,528匹)の数を上回りました。

補足解説は、以下の動画でもご覧いただけます
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