犬や猫とのコミュニケーションにおいて注意すべきポイントや、仲良くなるためのコツを獣医に聞きました。初対面でもこのポイントに気をつければ、すぐに懐いてくれるかも?
犬&猫に嫌われないための5つの条件
1. 向こうから近寄ってくるまでは何もせず、じっと待つ。
2. 安心感を与えるために慌てずゆったりした態度で。
3. 犬、猫と同じ目線もしくは下に目線(猫は特に)がくるよう姿勢を下げて待ってみる。威圧感を与えないようにする。
4. じっと見つめない。ときどき目線を合わせる程度にしておく。
5. 体の力を抜いて、リラックスする。
初対面の“犬”と仲良くなる方法
1. においを嗅がせる
犬が近くに寄ってきたら、犬が満足するまでにおいを嗅いでもらいます。この時、急に体勢を変えたり、立ち上がったり、大声を出したりしないようにしましょう。急な動作や大きな音は、犬を驚かせ、不安にさせる要因になります。
2. 犬から見える部分を触る
下顎や喉元など、人間の手元が犬に見える部位から触ってあげると安心します。いきなり頭の上をなでると、警戒され、噛まれてしまうこともあるので注意が必要です。
3. 怪しい服装をしない
帽子やヘルメット、サングラス、杖、カート……といったアイテムは犬の恐怖心を煽ってしまう場合が……。警戒心の強い犬は、人を容姿で判断することもあります。
4. 飼い犬には要注意
人の家の敷地内にいる犬は、非常に警戒心が強くなっています。外から来た人に対して、縄張りを荒らされたと思い攻撃してくることもありますので注意が必要です。
5. 優しい言葉と笑顔で話しかける
言葉の強弱と人の顔色で犬の安心感は変わってきます。犬が恐くて緊張している人は、チラチラ見たり、おどおどしがちですが、かえって犬から警戒されてしまいます。