撮影/南雲保夫
身が固くなる、味がしみ込まない、生臭さが出てしまう──。
そんなイメージがあって、苦手意識があった魚の煮物。
とある調理法を試してみたら、驚くほど柔らかく、味しみしみの「さばみそ煮」を簡単につくることができたんです。
使うのは、なんと「せいろ」と「アイラップ」!
これだけで蒸し料理の味がグンとしみ込むので、さまざまなレシピにせいろをもっと活用できるようになりますよ。
教えてくれたのは、日本テレビ「サクサクヒムヒム」出演でも話題になった、せいろ料理の達人・りんひろこさん。ヘルシー&時短が叶うグッドアイデアを、著書『ぜんぶ18cmのせいろ蒸し』(世界文化社)からご紹介します。
この方法なら失敗しない!「さばみそ煮」のつくり方

(画像は本書80ページより)
<材料(2人分)>
生さば(2等分に切る)…3枚おろし1枚分(半身) ▼煮汁
みそ・砂糖・みりん・しょうゆ…各大さじ1 しょうが(すりおろし)…小さじ1/2 <準備>
鍋に湯を沸かす。
<つくり方>
1. 耐熱ポリ袋に煮汁の材料を入れて混ぜる。
2. 耐熱ボウルにさばを入れて熱湯をかけ、表面が白っぽくなったら取り出してペーパーで水気を拭き取る(アク抜き)。1の袋に入れ、袋の縁を外側に折って口を開けたまませいろに入れ、ふたをする。
3. 湯が沸騰したところにせいろをのせ、中強火で7分蒸す。(『ぜんぶ18cmのせいろ蒸し』80ページより引用)
せいろならやさしく火が入る。味もしっかりしみ込むよ

これまで、小鍋かフライパンでつくっていた「さばみそ煮」。
りんひろこさんの「せいろで蒸す」という提案を知ったときは半信半疑だったのですが、こんなに簡単に、味しみ抜群に仕上がるなんて……とびっくりしました。
秘訣はやはり、アイラップのような耐熱ポリ袋との合わせ技。
味をしみ込ませるのは少し苦手なせいろ蒸しですが、食品用の耐熱ポリ袋を使えば、その弱点をカバーできます。蒸し器の中は100℃以上にならないから、焦がす心配もありません。
(『ぜんぶ18cmのせいろ蒸し』76ページより引用)
レシピ通りにつくると、煮汁は「みそ・砂糖・みりん・しょうゆ 各大さじ1」とかなり少量です。
それでもアイラップを使えばしっかり味がしみ込むし、りんさんの言うように煮詰めすぎて味が濃くなる失敗もない。
せいろに魚の香りが移ることもなく、あとかたづけも簡単に済ませることができました。
りんさんによると、このテクニックを使えば、煮込みハンバーグや麻婆豆腐、煮豚もおいしくつくれるそうですよ。
ぜひ本書を参考に、せいろ蒸しのさらなる可能性を追求してみてください。
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